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自転車身体論 身体を鍛えていた日々

30代の時は自転車旅行で激しい起伏のある道程を克服するために自転車の市民レースに出場しました。レースはサイクリング協会や各実行委員会の方が主催したレースでした。走行距離が200kmに及ぶ非常に長い距離をこぐレースがあったり、ツールドひだ高山では乗鞍に向けて斜度10%ある坂をひたすら自転車で登るなど過酷なレースにひたすら参加して身体を鍛えていました。

愛知県内の市民レース

愛知県豊橋市から愛知県東部最北の豊根村(当時は富山村)まで自転車をこぐ「とよはしとみやまサイクルマラソン」です。200km近くあるコースを1日で行って帰ってきます。往路はしばらく平たんですが、途中から山道をひたすら上っていきます。

旧富山村は高速道路から離れた地域であるため、普段は訪れることがありません。そのような山間部まで自転車をこぎ進めました。

狭いトンネルの中は照明がないので真っ暗でした。車が対抗から来ていたら逃げ道がありません。

旧富山村の中心部はこんな感じ、山岳地なので斜面にも住宅が建設されています。ここで大会主催者から弁当をいただいて食べました。

地図ではこんな感じです。往復なので距離は2倍あります。愛知県の北東部は起伏の激しい箇所です。

とよはしとよねサイクルマラソンと名称が変更されたときは豊根村の施設「大入の郷」に折り返し地点が設けられて、広いスペースでくつろぎました。

地元のやさいや手作りのおにぎりをたくさん食べました。

道中には休憩箇所が設けられ、給水をしました。

7月の暑い日でした。6時間30分で160kmを走行したため、身体はほてっていました。冷たいシャワーを浴びてようやく体のほてりが収まりました。この時は参加者上位1割以内に入る大健闘でした。

愛知県外のレース

市民レースは愛知県のものにとどまらず、京都のレースにも参加しました。

亀山市内の公園に受付会場が設けられました。

比較的平坦な道路を走っていきます。

途中から山道に入っていきます。

折り返し地点では給水ポイントが設けられていました。サイクリング協会の方が現地で参加者に飲料を配布していました。

この時は100kmを4時間で走りました。おみやげもたくさんいただきました。何回も参加したくなるお得なイベントでした。

その時は亀山から京都まで自転車でそのまま走り京都駅で自転車を輪行袋に入れて名古屋に戻りました。

総括になりますが、30代の頃は長距離を走っても斜度の大きい坂道を走っても十分に完走することができました。過酷な道程で行われるレースに出場することで身体を鍛えました。自転車旅行でロシア連邦サハリン州など厳しい環境に遠征しても対応することができました。その頑強さはレース出場で得られたと考えています。さすがに今それをやろうとしても体が動きません。


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