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自転車旅 わたしの”異常時の”履歴書

国内を自転車走行した時に異常事態に遭遇したことはあまりありませんが、体調が悪くなったり、自転車にトラブルがあったりすることはよくある話です。ここではこれまで自分が遭遇した事例を見ていきます。

自分の体調に関すること

酷暑時に飲水を欠くと熱中症を発症しやすいです。これは誰しもそうだと思います。飲料水は頻繁に購入します。大きいタンクをサイドバッグに準備する方法もありますが、海外とは違い国内では自販機もあります。重量物を積み込むことにより自転車にかかる重量が大きくなるのを防ぐため国内旅行では飲料水の確保はあまり行いません。塩タブレットはポーチの中に用意し、気が向いた時に食べるようにしています。青年会議所で自転車旅行の子ども企画を行ったときは午後の時間帯で相当暑くなったので、休憩ポイント担当者に用意してもらったかちわり氷を氷水にして、子どもたちと一緒にかぶっていました。

反対に寒い場合は意外と強かったりします。写真の事例は北海道を走行していた時です。雨天時、絶対に濡らしたくない書類等はリュックの中にある防水クリアファイルにいれます。さらにリュックの上からゴアテックスの雨合羽を着用します。一方でリュックにいれる物を少なくするため、雨にぬれてもいい着替え物はサイドバッグにいれました。当然濡れてしまいます。

なお若狭の旅では雨に加えて風が強く吹いて寒くなってきたので、屋内に避難して一定時間休憩をしました。時間を捨てることになりましたが、その結果身体を冷やさないで済んだので良かったのかもしれません。

鍋倉山で山道走行をしていた時は休憩時に蜂に襲われました。蜂を振り払って刺されたところは応急処置として吸い取って水を含んで吐き出しました。(もちろん後で患部を冷やし病院に行きました。)

自転車に関すること

宮崎を旅した時は後輪に何かが刺さり空気が抜けてしまいました。現地で修理するには水たまりが必要です。また修理に時間がかかります。この時は替えのチューブを持っていたので、チューブまるごと交換しました。変えチューブはリュックの中で嵩張らないので1つくらいはあると便利ですが、ない場合でも自転車店に立ち寄り修理してもらうことで旅が続行できます。

サハリンで自転車をこぎ終わり、北海道に戻ってからも自転車をこいでいた時はペダルに砂が入り込んでベアリングが上手く回らなくなりました。予備のペダルに交換して、帰宅後ペダルを修理しました。

逆に持っていなかったときは途中の駅に避難して自転車による移動を終了しました。

総括ですが、予備の荷物を積み込むことはそれだけ重量が重くなります。備えをすることにはメリットもデメリットもあります。ここ最近は事前に点検に出して、旅行に行くときは予備の部品を携行しないようにして荷物を軽くしています。





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