レバノン・ベイルート市で自転車に乗った話
西暦2000年の話です。しかも自転車で”旅行をした”ではなく乗っただけの話です。つまり街を散策するのに自転車をホテルで借してもらったという話です。
そもそも当時ベイルートなんてなんで行ったのという話になりますが、サッカー日本代表の試合をアウェーで見るのが楽しみでした。アウェーということは当然海外観戦です。今でこそカルロスゴーンが住んでいて、しかも大爆発があってと有名になりましたが、当時はどこぞ?という感覚でした。
日本から直行便はありません。ドバイ経由かヨーロッパ経由になります。自分はパリ・シャルルドゴール空港経由でした。従って、飛行機はエールフランスです。
飛行機の窓越しに見る初めての中東です。1泊4日という弾丸ツアーです。見るものすべてが新鮮です。空港を降りるとツアー社から指定されたタクシーでホテルのある市街地に向かいます。
古めかしい車の数々と静寂な雰囲気。ここが1泊だけ泊まるホテルです。ホテルで受付している間にあたりを見回して、ホテルの人に写真を撮ってもらいました。
ホテルでこれまた古めかしい自転車を借りてあちこち散策をします。ベイルートは地中海の一番奥にあります。ゆっくり時間が流れるような景色を見つめてのんびりしていました。
トウモロコシを食べて見たり。
お土産の変わったパンを買ってみたり
珍しい岩を眺めて見たり
お腹がすいたのでリプトン紅茶の喫茶店で夕食を食べたりして現地唯一の夜を過ごしました。2日目もサッカーの試合があるまでは市内を散策して、ベイルートの南の方まで行きました。
サッカーはベイルートのスタジアムで行われました。アジアカップのグループリーグ第3戦。日本VSカタールです。既に決勝トーナメント進出を決めているため、控え選手中心の出場です。名古屋は望月選手が出ていました。試合は引き分けに終わり、スタジアムを後にします。一緒に送迎バスに乗っていた人と10人くらいで食事に行きました。パスタに地中海ワインと美味しい物ばかりでした。食事が終わるとホテルに戻って、お休みではなくwwそのまま荷物をまとめて空港に向かいました。なんていったって1泊4日の弾丸ツアーですから。深夜の空港にはキー局アナウンサーやサッカー協会の当時の岡野会長がいました。それなりの人が来ていたんですね。(終わり)
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