そして手術へ

手術当時。
手術室へは自分の足で向かう。
なんだか不思議。
手術室に入ると何の手術するかわかりますかって聞かれた。
子宮摘出ですって答えたら「違います。子宮摘出と卵管切除です」って訂正される。
そんな正式なん覚えてないわ。
そこから自分の足で手術台に上がる。
側臥位になって硬膜外麻酔のためのチューブを背中に刺す。
背中に管入れるって聞いてビビってたけど全然痛くなかった。
それから酸素マスクのようなものをしてからはもう全然記憶にございません。
急に手術室の機械音が蘇って、声をかけられたような気もする。
挿管を抜かれる感覚は覚えてる。
咳をしたくなったけどできなかった。
手術台からベッドに移されて手術室から出ると夫が不安そうな顔してたのをぼんやり覚えてる。
で、手術後の私の第一声は「疲れた」。
そう、なんかすごい疲労感だったのは覚えてる。
夫とはそこでお別れで病室に戻った。
夫の後日談としては、何かあったら呼ぶからとポケベルを渡されて、とりあえず病院の近くをうろうろしてたらしい。
ただ、「何かあったら」が不安過ぎて何もできなかったとか。
でも私のドラクエウォークのクリアできなかった敵を倒してた(笑)
一応、第5類になったとはいえコロナはなくなってないので、付き添えないんですね。
夫は何かあったとき要員でした。
ごめんね夫。

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