食卓から屋外イベントまで幅広く活躍してくれる喉越し抜群の夏酒|SAKETIMES週報【6/21~6/27】
日本酒専門WEBメディア「SAKETIMES」編集部です。
SAKETIMESのnoteでは、毎週、大の日本酒好きである編集部スタッフがおすすめする日本酒や、おすすめの公開記事、注目の業界ニュースなどを紹介しています。
それではさっそく、今週おすすめする日本酒はこちら!
「車坂 涼の純米酒」(𠮷村秀雄商店/和歌山県)
大正4年から続く吉村秀雄商店が、2012年に能登流の杜氏集団、能登杜氏の中で初の女性杜氏である藤田晶子さんを迎え、食と酒の関係にこだわり醸すお酒が「車坂」です。
今回ご紹介する車坂は、夏酒バージョン。スッと喉を流れる軽やかさと、まろやかで品のある酸味がとても爽やかで、夏らしさを感じます。
それだけではなく、清涼感の中にもお米の旨味が凝縮されていて、様々な料理と相性が良さそうです。食卓だけでなく、これからのシーズン、バーベキューなど屋外のイベントなどでも大活躍してくれる一本だと思います。
編集部注目の日本酒ニュース
リカー・イノベーション株式会社(本社:東京都足立区)が運営するお酒のオンラインストア「KURAND(クランド)」にて、「青光(アオビカリ)」を2021年6月24日(木)より一般販売開始されました。
「LED夢酵母」は、清酒酵母にUV-LEDを照射し、香りや味の特徴を持つ優良酵母を選抜して生まれた新酵母で、今回は使用蔵のない新型LED夢酵母を使っているそうです。
伝統の日本酒と最先端のLEDの融合が、一体どのようなコラボレーションを生み出しているのか、そしてこの先日本酒業界でどんな活躍を見てせくれるのかとても楽しみです。
おすすめの公開記事
長野県の酒蔵後継者たちが結成したユニット「59醸(ごくじょう)」は、2015年の結成以来、毎年テーマを決め、それぞれが独自の造りにチャレンジしています。「59醸」7季目のテーマは、「七三(しちさん)」です。
酒造りの条件は、酒米『ひとごこち』を使って、59%精米、一回火入れの純米吟醸酒を造ること。各蔵が七三から思い浮かべるユニークな発想をを元に個性豊かなお酒が出揃ったようです。
それぞれのコンセプトと照らし合わせながら飲み比べてみたいですね。
この記事では、ハワイ州ホノルル市カカアコの地にオープンした「Islander Sake Brewery(アイランダー・サケ・ブルワリー)」の創業者・高橋千秋さんをご紹介しています。
コロナ禍での醸造所オープンを含め、数々の逆境を乗り越え、ハワイの風土に合ったお酒を醸し、ハワイの新たな地酒を作り上げる高橋さんのお話はとても興味深いです。
新型コロナウイルスの猛威が落ち着き、気軽に海外に行けるようになった際には、是非常夏の島ハワイに行き、現地の食と「Islander Sake Brewery」の日本酒の組み合わせを体験してみたいですね。
人間以外に飲酒行動を確認された初めての哺乳類であるハネオツパイのハネオくんが、日本酒の道を奔走する日常を描いた4コマ漫画です。今回は日本酒とおつまみを丁度良く食べ進めることの難しさについてのお話となっています。
日本酒を先に飲みきってしまったりおつまみを先に食べきってしまったりという失敗談は、酒飲みなら誰しも経験があるのではないでしょうか。ハネオ君の「あ、やってしまった」という表情がとても可愛らしいです。
Twitterアンケート実施中!
さらに、同じくTwitterにて、ハッシュタグ「#この夏酒がうまい 」のアンケート企画を実施しております。
段々と気温も高くなってきて、すっかり夏酒の季節ですね。今年はどのようなラインアップになるのでしょうか。お気に入りの夏酒と出会った際には、ぜひ教えてください!
夏酒ならではの涼しけなボトルやラベルのデザインにも注目したいところです!
皆様の投稿をお待ちしています。