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【2021/04/10版】 最新SAKEトピック!

今日は月イチセミナー「日本史と日本酒〜鎌倉・室町時代編〜」。
歴史の舞台は「天皇・公家」から武家へ。
それと共に日本酒の主役も武家に移ります。

セミナーの様子はこちらでもお知らせします。
それでは本日のニュースです。

アメリカSakeジャーナリストから学ぶ日本酒セミナー

アイディーテンジャパン株式会社は、海外市場で日本酒の魅力を伝える力・売る力をテーマごとのトップランナーから学ぶ Sake Insider Seminarを開催しています。
今回、アメリカでSAKEジャーナリストとして活躍してきた木村咲貴氏を講師として招き、「日本産酒類の魅力が伝わらない理由と伝わる事例」について講演がされます。

日本酒の輸出は11年連続で右肩上がり過去最高額241億円を突破し、輸出総量のトップはアメリカ市場。しかしアメリカ市場は州によってアルコールに関する法律、免許制度、そして文化が異なっています。

今回のセミナーでは、木村咲貴氏がアメリカ市場の現場で体験したことそして蓄積してきたことを日本酒に関わるプロ向けに講演されるとのことで、現地での貴重な体験談を楽しみに聴講したいと思います。

長野県松川村とラオス コロナでも日本酒輸出継続

長野県松川村が農産物の販路拡大を目的に2019年12月から行っているラオスとの交易が、地道に成果を挙げています。
新型コロナウイルスの影響で人の行き来ができない中、松川村産米を使った日本酒のリピート注文を受けており、米や水の輸出にもつながっています。

松川村は国内の食糧需要の減少を見越し、2017年度に海外販路等推進協議会を発足しました。
ラオスには初出荷で松川村産米を使った酒造4社の日本酒3250本を輸出。その後、2020年2月に現地で開かれたジャパンフェスティバルにブースを出展し、村の魅力を宣伝しました。

しかし、新型コロナウイルスの影響で、予定していたトップセールスや、現地の代理店を日本に招く人的交流はできなくなりましたが、そうした中でも、日本酒のリピート注文が入りました。
逆にラオス側からもコーヒーの売り込みがあり、村は7日に温泉宿泊施設すずむし荘で試飲会を開き、村内の飲食店関係者20人が5種類のコーヒーを味わいました。

日本酒学センターWEBサイト英語版リニューアル

海外への日本酒学普及を目指すために、日本酒学センターの沿革やビジョンを紹介するとともに、英語版では教育・研究・情報発信・国際交流を中心とした日本酒学センターの活動内容をタイムリーに発信されます。

また、Twitter、Facebook、Instagramも日英2か国語で更新されます。

<URL>
https://sake.niigata-u.ac.jp/en/

2018年に新潟大学で発足した「日本酒学」。新潟大学の全10学部が関わり、醸造・発酵から流通・消費にいたるまで、日本酒に関係する文化的・科学的な幅広い分野を網羅する学問です。
日本酒学については2021年3/14の記事でも紹介しているので、併せてご覧ください。



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