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ボートというマイナースポーツ

「ボート」という競技をご存知でしょうか?

「ヨット」でも「カヌー」でもなく、「ボート」。

あひるさんボートでもモーターボートでもなく、ボート競技。

岩波書店広辞苑第7版からの引用だと、【ボートレース boat race】ボート競漕、そのまんまですね。

今回初めてとなるnote投稿では、私の好きなスポーツ、ボート競技についてご紹介します。

ルールは簡単、「ボートを一斉に一定距離漕いで速さを競う競技」です。陸上競技と同じようなものです。種目は男女・重量・漕手数などで変わりますが基本ルールは同じです。

さてボート競技の定義的な紹介が終わったところで、個人的な好きなポイントをご紹介します。(もちろん水辺のスポーツで気持ちいいとか、ボート特有の良さも多々ありますがそれはそれとして。)


1.結構なマイナースポーツ

とにかく競技人口が少ないです。結果、関係者数も少なく、メディアで見掛ける機会も少なく、年に1回の全日本ボート選手権の決勝が部分的に放送されるのみ。しかも実況・解説まで設ける豪華さの反面、専門用語が一般的でないため実況の方が気を遣って用語解説を始める始末。過去にはオリンピックの放送で他種目に放送予定が変更となったこともありました。

また、高校・大学から始める選手が多い一方で、ごく稀に中学校にボート部があるケースもあります。地方によっては無条件で全国大会へ出場できるだけでなく、全国大会より後に地方大会を開催してしまうこともあります。競技人口が少ないからこそなせるわざ、テンションがあがります!

2.求められる能力の幅広さ

ボートを漕げるだけではボート競技は務まらないのです。少なくともボート以外に求められる能力は主に2つ。1つ目は「リギング」。ボートは結構メカニックなところもあり、大会のときは会場で借りたボートを短時間で自分仕様にセッティングしなければなりません。

2つ目は「泳力」。日本ボート協会の競漕規則には「第 22 条 漕手、舵手は水泳ができることを原則とする。」とあります。ボートが転覆しても最低限自分の身は自分で守らなければなりません。ボート競技ってなんだろうって気持ちになりますね!テンションあがります!

3.後ろ向き

進行方向の話です。競技の特性上どうしようもない話ですが。それはそうと、1位のときに後続の選手たちの背中が見えるというのはもう、テンション上がります!


ということで、今回はボート競技のご紹介をさせて頂きました。少しでもその魅力が伝わったのなら幸いです。

・東京五輪のボート競技:https://tokyo2020.org/ja/sports/rowing/

#キナリ杯

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