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「歩き酒」の魅力

僕は、いまさら言うのもあれですが、お酒が好きです。愛しているといっても過言ではありません。だから「いかにしてお酒を飲むか」というのは、僕の人生をかけた永遠のテーマでもあります。
 
これまでも
「正しいお酒の飲み方」http://blog.oneman-band.biz/?page=3&cid=9
「一人で飲むときに入る店」http://blog.oneman-band.biz/?page=5&cid=9
など、様々な考察を重ねてきました。
 
もう5年も前の話ですが、ついに「飲む前に飲む」という極意を発見しました。http://blog.oneman-band.biz/?page=6&cid=9
 
飲み屋で飲むときは最初の一杯は外で飲む。
 
灯台下暗し、というか、あまりに素敵な発見だったので、それ以降、厳冬期を除いて今でもたいてい実行しています。
出張の空の下の神社仏閣、気持ちのいい公園、お城。東京には浅草寺や神田明神、文京区須藤公園など、しょっちゅう行っているお気に入りの場所もいくつもあります(行きつけの飲み屋の近くばかり)。
 
時々「もう30年以上もいろいろ考えながら、いろんな酒をいろんな場所で楽しんできたのだから、革命的な新しい飲み方はもう見つからないだろうな」とさみしい気持ちになったりしていたのですが、なんと最近また、新しい極意を発見したのでした。
 
それはずばり
 
「歩き酒」
 
 
飲み方は、そのまんまです。歩きながら飲む。
 
この飲み方が「特に威力を発揮する」のは、地方出張時。
僕は週に1度くらいのハイペースで、日本各地に出張に行き、行った先でベロベロ酒を飲むのですが、今までは最初の一杯は「公園」や「お城」、時には「道端」など、なるべく風光明媚なところや人間や街が観察できるような場所で、座って飲んでいました。
 
でも!
 
旅行に行くと移動しますよね。
 
そう、お酒も、移動しながら飲むとさらにうまいのです。
 
コンビニでビールを買って繁華街をぶらぶらと歩きながら飲む。
 
(出張の目的の一つである)その街の様子や雰囲気が感じられるし、いろんな人々も見れる。小さな神社があったり川が流れていたり、公園を通ったりしてとても気分がいい。出張先での僕の決め事である「その街で一番入りにくい店に入る」ための、お店を見つけるのにも役立ちます(それに入る勇気も出る!)。さらに言えば歩くのは健康にもいいしおなかもすく。
 
なんと!一石二鳥どころではありませんね。
 
この飲み方を発見してしまったときは、少し敬虔な気持ちになり神様に感謝しました。ああ、お酒の神様ありがとう。僕は永遠にあなたのしもべです。
 
お酒って、ほんとに奥が深いですね。これから後何年、何十年、飲み続けられるかわかりませんが、まだまだいろんな発見が待っていそうだ。心が弾みます。

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