2023年11月23日 高崎★立川志の彦落語会 ゲスト・立川志の輔
11月は私が行ける範囲での志の輔さんの独演会がない…。
ゲストばかりだけれど、ゲストでの志の輔さんは何をやるのかなあ。お弟子さんのゲストなんていうのもあるんだ~とか思いつつ、志の輔さんの五番弟子の立川志の彦さんの落語会に行ってきました。
高崎芸術劇場へは高崎駅東口から、大きな歩道橋を歩いていったらすぐ到着。
方向音痴にはありがたい設計。
そして2階のソファに座ってのんびりまったり、人が増えてきたので、シアターへ移動
さて、本日の私の席は6列目!!
だけど、実際には1列目!
そして大好きな端っこ席!
■前座:立川笑えもん
立川談笑の弟子の笑えもんです。この体と名前だけでも覚えて行ってくださいとにこにこと「狸札」
若干聞こえにくい箇所があったなあ…。あとねえ…。
※2024年1月 - 二ツ目昇進予定。
■一席目:札入れ
鮮やかな黄色の着物で登場。
いつもは80人くらいの小さいスペースでやっていますが、今回は20回目ということで、高碕芸術劇場で師匠をゲストに招いての公演です。
奥様の地元の高崎と東京の2拠点で落語を~なんていう話をしているところで、人影が…。
なに?と思いきや、20回目記念の志の彦さんにご祝儀を渡すべくやってきたおじいちゃん。
舞台によじ登り、志の彦さんにご祝儀を渡して去って行かれた…。ほのぼのー。
そして、真打になりたい、なりたいと言っていると真打になるのが遠ざかるというので、アレっていうことにします。アレのアレになりたいなー(笑)
高崎は花粉が凄くて…私の今日の着物も花粉のような色ですが👘という枕をしながら…「札入れ」に。
ご祝儀貰ってから、札入れって偶然ながら、面白い。
いきなりキモ色っぽい…キモ8割な色仕掛けなおかみさん…気がつかない旦那さん…ご愁傷様ですな主人公
キモ色っぽいおかみさんの印象が強すぎたー(笑)
高座返しにやってきた笑えもんさんが、志の彦さんが座布団に挟んで忘れたご祝儀袋を懐に入れて去って行った…。
■ゲスト:立川志の輔さん
皆さんご存じでない方もいらっしゃるでしょうが、私が志の彦の師匠の立川志の輔でございます。
二回目の高崎です。
高崎駅から徒歩5分車1分と聴いて、じゃあ車でと言ったら、車でも5分以上かかったぞなどという志の輔さん。
(志の輔さんいくらなんでも車は新幹線改札口には来ないですよーと思ってしまった。絶対歩いた方が近いよ、ここ)
でも奥さんとそのお母さんに迎えに来て貰って、ちゃんと挨拶をして貰って、そういう義理のご家族にも応援して貰って、こうして落語会が開けるというのはとてもいいことだと思います。
東京から奥さんのいる高崎に居を移して、そういうものなんですかな。東京に居たら、そんなに落語会なんてやらなかったかもしれませんな。東京に居たらこんなに毎回演目を変えて落語をやったかどうかわかりません。群馬に来て家族がいるということで、20回続けてこれたのかもしれませんな。
楽屋に居る時にネタ帳を見せてきて、褒めて欲しかったんでしょうな(笑)まあ、がんばっていることはわかりましたよ。
離れたらその場所のいいものが見えるのかもしれませんな、
日本を離れると、日本の水の素晴らしさが分かると言います。日本ではカップを入れると、機械の中で珈琲を作ってくれる自動販売機がありますな。あれが海外からくるかたからすると、凄くびっくりするものだそうです。
私には他に7人お弟子がいるんですが、全員高崎にやろうかと思いました。
長く高座に上がってますが、高座中にご祝儀が渡されるのは初めて見ましたよ。
別にお弟子が貰ったから、師匠が貰えるとは思っていませんが。
■八五郎出世
偉くならない八五郎は、飲みっぷりが好き♥
そして、志の輔さんは職人さんのお話が好きなんだなあ~ってことを思いながら聴く。
■お仲入り
■二席目:井戸の茶碗
一席目とは打って変わって、清貧といった感じの落ち着いた色の着物と袴で登場。
群馬のぐんま特使になったんですよ~。ここで拍手貰っていいですか?でも、観光大使っていっても、僕だけじゃなくて20人くらいいるんですけどね。
師匠の八五郎出世は一番好きな落語なんですよね~。
今日は二番目に好きな師匠の落語をやります。
師匠を見て覚えた噺です。
途中、それは完全に志の輔さん状態となった表情もあったものの、志の彦さん面白いなあ~って感じた。
前に聴いたのは約半年前。
その時はサゲを噛むという大変残念な高座でしたが、今回は、なんか仕草も洗練されてて、するっと話に入れてとても楽しかった。
そしてそんなアレのアレになりたい志の彦さんに贈る歌(斉藤和義”アレ”)
★出演者SNS
@ttkw_waraemon
@shinohiko_t