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2023.7.26 立川吉笑 真打トライアル Vol.1

★注意★志の輔さん目当てで行ったので、いつものように志の輔さん話が多いです。仕様です。

今日の志の輔さんは新作落語のどれを持ってくるだろうか。
なんとなく、「親の顔」はやらないだろうなあ。
やるとしたら「みどりの窓口」か「ハナコ」か、などと考えながら初めての博品館劇場。

銀座は若い頃にバー巡りしていた記憶しかない(笑)
今日は時間もなかったのでバーには立ち寄らずにまっすぐ劇場へ。劇場前はエレベーター並びでなかなかの列。
さすがに8階まで階段で登りたくないので、待つ。
PARCO劇場よりこじんまりとしたロビー。

リセールでゲットしたチケットはL列の端席19番。
なかなか見やすいと思ったのに、後から残念な席になった。

さて、吉笑さんがいきなり二席。
立川流が一番最初に習う「道灌」
彼の新作落語の「ぷるぷる」

ポスターの謎の仕草はこれかーい!
スピード感と会場の熱量も相まって、落語の会場というより音楽のライブ会場にいるような感覚が新鮮でとても楽しかった。

●立川志の輔「ハナコ」

志の輔さんが吉笑さんを褒める褒める。
トライアルの初回に呼んで貰えて、こんな嬉しいことはないですねえと。
自身も20本以上新作落語を作ってきたが、あの発想は自分にはないと感心しきり。
どんな頭の中になっているのか、頭の中を見てみたい。
もう真打でいいんじゃないですかとまで言う。
このあと飲むなら、そんな話もしてみたいと褒めつつも、私は彼が取っていない賞を沢山貰っています。ということも言っておかないとひがんでいると思われますので。
ぷるぷるの真似をして見せたりもするノリの良さ…志の輔さんの負けず嫌いの一面も垣間見えてほほえましくなる私です。
しかし、常に追われる立場ってどんなもんなんだろうなあと志の輔さんを聴きながら思う。
志の輔さんより上の世代は古典落語ばかりで、志の輔さんから新作落語への分岐点になったんだあということを改めて感じるような枕もあって、立川流の歴史の話も聴けて良かったなあと。

そこからあらかじめの美を語りだすので…あ、これは「ハナコ」だなと。

●立川談笑「金明竹」
さて、仲入りがあって、談笑さん…。
直属の師匠からも「真打でいいんじゃない」って…(笑)
トライアルの意味とはー!

さて、初めて聴きましたが、なんか好きだわ。
時事ネタもぶっこんでくるし、がはがは笑ってもうた…。

●立川吉笑「カレンダー」
暦の日付と時計の秒針のずれからくるお話で、ぼーっとしていると置いて行かれる噺です。

最後は談笑さんからの講評とお客さんの拍手👏を確認
私も拍手したよー!
真打でいいんじゃないって思うさー。
別に真打で行き止まりなわけじゃないんだから、さっさと真打になって、だらーっと真打やっている人達の尻に火をつけてあげて欲しいものです。

さて、翌日の三味線お稽古で、昨日吉笑さんトライアルで志の輔さん聴いてきたんだあと言えば…
昨日は志の輔師匠博品館だったのか…凄い体力と感心するとある方…。
月曜愛知で、中1日で博品館だから、来年古希の方にしちゃ、ハードスケジュール(;・∀・)
でも、まあ嬉しそうにきらきらしている志の輔さん観れて余は満足じゃ。

夕食は恵比寿で。
新橋で食べるか、銀座の裏通りに行こうかと考えて、恵比寿駅構内のバルでビールとちょい飲みセット。

エビスプレミアムブラック
ベーコンキッシュ つくね明太チーズ コンビーフのリエット風onバゲット



<残念なできごと>
志の輔さんの「ハナコ」は安定の面白さだったんだけど、私の前の席の男性がずっと髪を撫でつけ廻してて、腕を動かしまくるので、視界を遮られて、非常に邪魔でした。ここで私が暴れたら志の輔さんの客が…って言われちゃうから我慢したけどねー!
反応からして吉笑さんのファンのかたなんだろうけれども、志の輔さん嫌いなら大人しく寝落ちするか、離席しろよって思いました。あなたの行動そっちの立川流の面汚しだぜよって思いましたの。K-19のお前だよ💩

また遊びに来てな~(・∀・) 待っとるちゃ。