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ミッシェルが好きすぎて、ついに飲んでしまったミッシェルというお酒

こんばんは。
お酒と音楽(と、ミッシェル・ガン・エレファント)をこよなく愛するライターのあべと申します。

名曲酒場では、あべが音楽に関係する日本酒や日本酒の音楽的な見方、そしてオマケで偏愛を執筆。

毎月10日「日本酒×音楽」コラム・名曲酒場あべ、7月も開店です。

ミッシェルが好きすぎて、飲んでしまった

今回ご紹介する日本酒は、伴野酒造 澤の花【Beau Michelle】ボー・ミッシェル

音楽に関わる日本酒を探していた時に偶然見つけた、このお酒。

前回の記事でも暑苦しく語りましたが、ミッシェル・ガン・エレファント大好きな私、”ミッシェル”という文字をキャッチする能力は恐らく誰よりも長けています。パソコンでクローリングするレベルにも匹敵すると自負しています。

「音楽 日本酒」で検索をしていた時に飛び込んできた”ミッシェル”の文字。飲んで、書くにはこれしかないだろうと、ほぼ衝動的に選びました。

そうです、ミッシェルが好きすぎて、ついに飲むまでしてしまったんです。

ボー・ミッシェル、どのような音楽と関係があるのでしょうか。

日本酒データ~伴野酒造 澤の花【Beau Michelle】ボー・ミッシェル

伴野酒造 澤の花【Beau Michelle】ボー・ミッシェル

伴野酒造は、長野県佐久市にある創業明治34年の酒造です。
「“世界に笑顔を”安らぎとともに在る酒を醸します。」という理念のもと、地元長野の酒米と、八ヶ岳から千曲川に注ぐ途中の水を使って作られる看板商品”澤乃花”をメインに醸造しています。

コンセプトである「一盃が“旨い”、二盃が“心地良い” 清らかな酒」という言葉も、とても綺麗ですよね。

今回は定番のものを選びましたが、Beau Michelle snow fantasyBeau Michelle snow fantasy in summerというそれぞれ冬・夏に限定発売されるお酒も。

さらにBeau Michelle cotton candyといった通常のBeau Michelleよりも高い発泡性と甘み・snow fantasyの4倍のにごりを有した新商品も出ています。こちらはラベルがとにかくカラフルでポップでキュート!飲んだ後も、是非お部屋に飾っておきたいようなデザインです。

伴野酒造さんの公式HPは、こちらをチェックしてみて下さいね。

ミッシェルさんは、The Beatlesがお好き

さて、Beau Michelleですが、ただ単にミッシェルガンエレファントが好きだから選んだ訳ではなく、とある音楽と密接な繋がりを持っています。

The Beatlesの音楽を聴かせながら醸造しているのです。

伴野酒造の社長がThe Beatlesファンだったことから、お酒に曲を聴かせるようになったのだとか。

振動数や波長が関係している可能性もあり、音楽を聴かせなかったものに比べて、聴かせたものの方がお酒の味にメリハリが生まれたそうです。

The Beatlesと言えば、私が生まれて初めて行ったミュージックバーを思い出します。
元BOØWYのドラマー・高橋まことさんのご友人(中学時代にまことさんと最初にバンドを組んだ方)がThe Beatlesのコピーバンドをしており、聴きに行ったのが「時代屋 シーズンⅡ」さん。

高校生が行くには少しドキドキしてしまう空間だったけれど、間近で生演奏を聴きながら音楽談義に花を咲かせる楽しさを覚えたのは、時代屋でした。

初めて聴いたThe BeatlesのCDは、時代屋でよくお話していた素敵なお姉様から借りたもの。
同級生とは(なぜか)音楽の趣味が全く合わないあべ、高校時代は国語の先生が音楽談義の相手でしたし60~80年代の洋楽のCDを紙袋いっぱいに詰めて借してくれました。
音源たちは全てiPodに入れており、今でも大切に聴いています。
この辺のお話も、いずれ別の機会で語りまくりたいです。

音楽の原体験みたいな思い出に溢れているThe Beatlesを聴かせた日本酒の名前が”ミッシェル”。
感慨深い!

ミッシェルを味わう


日本酒の概念が覆りました。

香りはジューシー。
「これ、日本酒なの?!」と疑ってしまうようなとにかくジューシーな香り。
一口飲めば、香りをゆうに超えるジューシーさが口いっぱいに広がります。
”白ワインのよう”と形容されることが多いですが、”お米のジュース”といった感想を抱きました。

本当にメロン・マスカット・洋ナシを思わせる、複雑だけれどフレッシュなフルーツのような味。ジュースのパッケージに書いてある、果実の切り口から果汁が滴るあの感じ!(あれって、100%のジュースにしか使えない絵柄なんですよね)

そして甘い!少し経ったら甘酸っぱい!
食前酒やデザート、スイーツと合わせて良い感じ。
個人的には、旅館のウェルカムドリンクや劇場の幕間で出てきたら嬉しいな、なんて考えつつ。

この甘酸っぱさについて、お伝えしたいことがあるります。

甘酸っぱいスパークリング日本酒は日本酒が苦手な人でも飲みやすい、とよく言われていますよね。
それでもお米の甘さだったり醸造特有の酸味だったり、日本酒大好きな私ですら正直「うーん、飲みにくい…」と思うことが有りました。だって日本酒苦手な人は、あの独特のお米感が得意ではないのですから。

しかしBeau Michelleは、お米ではなくフルーツジュースのような甘酸っぱさを持っています。
勿論、味わっていくうちにお米の旨みとコクはしっかり感じますが、不思議と後味はジューシー。

日本酒が苦手だけれど少し飲んでみたいな、そんな人に心からお勧めする日本酒こそ、Beau Michelleだと思いました。

アルコール度数も9度と日本酒にしては低めなので、より飲みやすくなっていますよ。

ミッシェルに合わせるアテは、もちろんThe Beatles

お待ちかねの名曲アテのコーナー、もちろんThe Beatlesを合わせて頂きました。

私の好きな曲である「Hello Goodbye」「Lady Madonna」「I Want To Hold Your Hand」を。

The Beatlesの歌詞は深いものが多いとは思いますが、メロディが好き!でよく聴く3曲です。

まさか飲まれている時までThe Beatlesを聴くことになるなんて、ミッシェルも想像していなかったでしょう。
聴き慣れた音楽に、故郷の酒蔵を懐かしんでいたのでしょうか…なんだか切ない…ゴメンネ。

ヘッダー画像は、Beau Michelleと愛用しているThe BeatlesのTシャツです。(何年も前のユニクロコラボTシャツです、物持ちが良いのは見逃して)
執筆日に合わせて着たのですが、阿部、意外とそういった細かいところにこだわっています(笑)

曲名に合わせてでっかく「HELP!」と書かれているこのTシャツ。
研究室時代のゼミ発表の際、あえてこれを着て行って教授に助けを求めたことを思い出しました。

まとめ

今回は、伴野酒造 澤の花【Beau Michelle】ボー・ミッシェルを紹介しました。

ミッシェルとミッシェルのコラボも記念にね。(ギヤブルーズ、かっこいい)

余談ですが、このnoteを公開した7月10日は、チバユウスケさんのお誕生日なのです。
チバさんを想いながらミッシェルを飲むのもまた一興。

来月10日も、美味しい日本酒と素敵な音楽で、あなたをおもてなししちゃいます。
酒屋さんで一目惚れした素敵な瓶の日本酒は、誰もが知っているクラシック音楽を聴いて醸造されていました。

お楽しみに!

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