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クリスマスソングとミッシェルで2021にさよなら、皆さん良いお年を。

こんばんは。
お酒と音楽(と、ミッシェル・ガン・エレファント)をこよなく愛するライターのあべと申します。

名曲酒場では、音楽大好きなライターあべが、音楽に関係する日本酒や日本酒の音楽的な見方、そしてオマケで偏愛を執筆していきます。

毎月10日「日本酒×音楽」コラム、名曲酒場あべ、12月も開店します。

2021年最後は、ミッシェルで御挨拶を


今回ご紹介する日本酒は、伴野酒造 澤の花【Beau Michelle】ボー・ミッシェル snow fantasy


7月の【名曲酒場あべvol.2】で登場したBeau Michellle の、冬バージョンのお酒です。
夏に飲んだBeau Michellleの旨さが忘れられず、冬になったら限定のsnow fantasyを絶対に飲みたいと思っていました。
酒屋さんで見つけた瞬間、かなりときめきました。

何を隠そう、あべと言えばミッシェル・ガン・エレファント!
2021年最後の酒小町note、どんなお酒を飲もうか、どんな音楽をお届けしようか、実はかなり悩みました。
最後とかいうと気合入っちゃいますよね、大好きなクリスマスもあるのでクリスマス絡めようかな、とかね。

悩んだ結果、やはりミッシェルで御挨拶しようかな、と。

ワインのような装いも、クリスマスディナーにも合いそうなミッシェル。

2021年ラスト、美味しいお酒と素敵な音楽を、めいっぱい堪能してって!

日本酒データ~伴野酒造 澤の花【Beau Michelle】ボー・ミッシェル snow fantasy


伴野酒造 澤の花【Beau Michelle】ボー・ミッシェル snow fantasy

伴野酒造は、長野県佐久市にある創業明治34年の酒造です。
「“世界に笑顔を”安らぎとともに在る酒を醸します。」という理念のもと、地元長野の酒米と、八ヶ岳から千曲川に注ぐ途中の水を使って作られる看板商品”澤乃花”をメインに醸造しています。
澤の花の由来は”清流に咲く美しいはな”を意味します。
シンボルはあやめの花
紫色が高貴で可憐、凛とした出で立ちの花ですよね。

コンセプトである「一盃が“旨い”、二盃が“心地良い” 清らかな酒」という言葉も、とても綺麗ですよね。

今回は、11月下旬と1月下旬に発売される季節限定商品Beau Michelle snow fantasyを選びました。
原料米には国産酒造好適米を100%使い、精米歩合は60%、アルコール分は9度と日本酒にしては飲みやすくなっています。

10月中旬にリニューアルされたという伴野酒造さんの公式HPは、こちらをチェックしてみて下さいね。

【Beau Michelle】ボー・ミッシェル snow fantasyを味わう

香りは、ノーマルBeau Michelleよりも米感・酒感が強めな印象を受けました。

でも、くどくない。

ジューシーな瑞々しさも、しっかり主張してきます。
高濃度なお米の香りが一瞬にして通りすがる感じ。

良い匂いの綺麗なお姉さんが目の前を横切った、の感覚に似ている。
そんなシチュエーションに出くわしたら、何度見でもしたくなりますよね。
【Beau Michelle】ボー・ミッシェル snow fantasyも、まさに何度も香りたくなってしまう。

ひとたび気になったら心を掴んで離さない。

うすにごりのお酒。
細かいパウダースノーのようにも見えるし、冬の真っ白くて少し視界が窮屈な曇天の日の空にも見える。
さまざまな冬の情景が、瓶いっぱいに想像されます。
きめの細かい上品なにごりは少しアダルトな雰囲気を醸し出すかもね。

味は、想像以上に甘酸っぱい
冬だからもたついた味なのかなと思いきや、殊の外、酸が強めでスッキリ頂けます。
飲みながら香ると、ヨーグルトのようにも感じる。

確かに、口に含んで味わうとヨーグルトみたい!
甘みはありつつ、サラっと頂ける微炭酸ヨーグルトドリンクといったところでしょうか。

後味は、ヨーグルト感がマッタリと残るのではなく、爽やかな酸味だけが鎮座する。

でも不思議なことに、喉の奥に柔らかな雪が積もったようなマッタリ感が少しだけ残るのです!

口はさっぱり、身体はしっかり。

新感覚でした。
最後の最後まで、名残惜しいお酒。

味はさっぱりで夏を彷彿とさせて意外性を感じるものの、ラストはちょいヘビーでこの季節にピッタリという、粋すぎる仕掛け。
最後まで味わった者にしか分からない特権。

じっくりと【Beau Michelle】ボー・ミッシェル snow fantasyを楽しんだ人への、冬の贈り物。

パチパチ・ピリピリとした微炭酸のアクセントは、積もっては溶ける儚い雪にも、街を彩るイルミネーションの光の粒にも、形容できそう。

【Beau Michelle】ボー・ミッシェル snow fantasyは、蓋を開けたその瞬間から、あなたをsnow fantasyな世界へいざなう、不思議なふしぎなお酒なのでした。

ちなみに。
12月は、私の大好きなアベフトシさんの誕生月でもあります。
12月16日、良ければ覚えてね、
アベさんのことを想い、アベさんが好きだという逸話の残るトマトパスタをアテに、サルー!

満を辞して、クリスマスソングとミッシェルソングがBGMです


名曲酒場あべ、今年最後の開店日ということで、クリスマスソングとミッシェルの二刀流で楽しんでって。

まずはクリスマスソング3選!!!

Mariah Carey/All I Want for Christmas Is You

クリスマスソングのテッパン!
でも、これが1番好き!
ほんっとにワクワクしちゃう!
テンポ感も鈴のシャンシャン音も楽しくて、これを聴きながら歩くと目に見えるもの全てがキラキラして見える。
魔法みたいな曲だと思います。
下半期になった瞬間からクリスマス始まってる勢いなので、あぢいあぢい言いながら8月辺りから聴いています。

Band Aid/Do they Know It’s Christmas?

イギリス、アイルランドの豪華メンバーによる、チャリティーソングでもあります。
考えさせられることは絶えないけれど、この日だけは、世界中の皆が笑顔に包まれたら良いなあと、思ったりするわけです。
それがクリスマスだけでなく1日、また1日…と、安心して暮らせる日々が、徐々に増えたらなあ。

タッタカタッタカ…のリズムを感じてじわじわと元気が出てきて、最後はみんなで手を取り合ってちぎれるような笑顔で歌いあいたいね。

松任谷由実/恋人がサンタクロース

日本のクリスマスソングといえば…!
ど定番、やはり良い。
これを聴けばクリスマスがやってきたことを実感するような、現代版季語とでも言えばよいのでしょうか。

あどけない少女が大人になっていく過程を走馬灯のように描く、夢みたいな1曲。
初めて歌詞を見た時は悶えました。

少女は実際に家にサンタクロースが来る状況を、おとぎ話だけのことだと無邪気に問う。
お隣のおしゃれなお姉さんは少女にとって憧れの存在なのでしょう、少女にとっておきのおまじないをして”サンタクロース“と共に幸せを掴む。
少女は大きくなり、“サンタクロース”の意味が分かってきて、いずれ自分の家にも背の高いサンタクロースが夜8時にやって来る。

最高にキュンキュンする、クリスマスの夜の物語
幸せ満載な、大好きなストーリーです。

さて、私が今聴きたいミッシェル・ガン・エレファント3選!!!

ダニー・ゴー

全ての音楽のなかで最も聴いている曲なのではないでしょうか。
めちゃめちゃ好きな曲。

何が好きなの?と聞かれたら答えられないです。
でも、とにかく笑顔になって前に進もうって気持ちになって、魂からグッと何かが湧いて来る、そんな曲。

1997年1月17日横浜アリーナライブでの演奏が、今のところでは、いちばん好きです。

リリィ

どこが好き?と聞かれてもうまく答えられないのですが、クハラさんがハモる箇所は、やはり何か引っかかるのかもしれません。

何かのエンディングのような印象を持っています。

デッドマンズ・ギャラクシー・デイズ

血みどろのMV、一度観たら忘れないでしょう。
自然と勝負の目、勝負のモードに入る曲がすごく好きで、この曲はまさにそんな気がしています。

それと同時に、”アベフトシ“がこの世にいないということを、ありありと分からせるような残酷な美しさも持ち合わせていると感じるのです。

まとめ


今回は、伴野酒造 澤の花【Beau Michelle】ボー・ミッシェル snow fantasyを紹介しました。

6月から、名曲酒場あべ、なんていうお店を月に一度開店させて頂きちょうど半年、読んで下さった皆さん、本当にありがとうございました。

残りの2021年が素敵になりますよう、そして迎える2022年がもっと素敵になりますよう、爆音酒場のカウンターの隅から、お祈りしております。
2022年も宜しくね。

良いお年を!

そして、来年の開店も、お楽しみに。

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