私が酒粕にのめり込むまで。

こんにちは。さけ かす子です。

活動の中で、なんで酒粕なんですか？？
と聞かれることが多いので

今日はなぜ私が酒粕を広めたいと
思っているのかを書きたいと思います

過去の経験を書くのは結構恥ずかしいので
すぐに消すかもしれないです笑

そして結構長くなっています😅
ご興味ある方は読んでみてください。

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実は、今の活動に至った背景は
私の10代の頃に遡ります。

昔から食べるのが大好き、甘いもの大好き、
特に生クリームが大好き！でした

毎日のようにスイーツを食べ
朝ごはんからケーキ、と言う日もありました。

そんな生活を送っていたからか、
子供の頃から肌荒れに悩まされました

思春期の時には特にニキビ。
顔と、背中に酷いニキビがあり、
病院に行っても全く治らない

中学生の時はプールの授業がありますが、
兎に角、ニキビだらけの背中を見せるのが嫌で嫌で
ズル休みをしたいと思うほど、自分の肌が嫌いでした。

思春期ならしょうがないよ、
で片付く問題かもしれませんが
極力目立ちたくない、
人に何か言われるのが怖いと思っていた性格から
ニキビのだらけの自分を知られるのが
嫌だったのだと思います。

この経験から自分の食を見直すようになりました。

結構ストイック性格の私は、
ニキビは脂質の取りすぎだ！！と思い

いつも冷蔵庫に入っている
大好きなエクレアを見ても食べずに我慢をして

天ぷらなどの揚げ物は
衣を剥がして食べていました。😅

食べる時は、
母が買ってきてくれた食品成分表を見て
脂質含有量をチェック
なるべく脂質の低い食べ物を選択ました。

高校時代にはわざわざエネルギー計算をして
500kcal以下のお弁当を作っていました笑

こんな生活では必要な栄養が足りずに
生理不順になりかねないので
今考えるとゾッとします。。

ストイックではありましたが、
やっぱり甘いものとかクリームって食べたいんですよね。

何も考えずにスイーツを頬張っている友達を見て
いいなあ、でも私は食べれないんだよなあ、、
と、とても羨ましく思っていました。


自分の欲求に負けて
甘いものを食べてしまった日には
なんで食べてしまったんだ〜〜😱🙀

と、自己嫌悪に陥りました。😅

今思うと、
食べ物にも失礼な食べ方をしていたなあ
と思います。

それと同時に、
いかにヘルシーに生クリームのような
満足感のあるものを作れないか、
と試行錯誤するようになりました。

例えばアボカド。
熟したアボカドをペーストにすると
とてもクリーミーになります。

（しかしアボカドは食べすぎたのか
いつしか食べた後に胃が痛くなるようになってしまい、体に合わなかったようです。。笑）

アボカドは最近日本に入ってきた果物で
自分の体には合わなかったのかなと思いました。
やはり日本人は古くから食べられているものが
合うのではないかとも、
この時思うようになりました。

そんなこんなで食べ物が人に与える影響に
興味を持った私は
東京農業大学栄養学科に進み、
さらに大学院で皮膚と栄養の研究に従事しました。

そしてこの大学時代に出会ったのが「酒粕」
醸造学科がある珍しい大学で、
日本酒造りの実習をしていた先輩から
酒粕をもらうことがありました。

記念すべき酒粕との初対面
その時は、酒粕ってなんだ？
どうやって使うんだ？
と、使い方がわからなかったのを覚えています。

その酒粕はとてもゆるゆるな酒粕で
日本酒の香りが残っている。

見た目は白くてなめらかで
生クリーム好きだった
私の心をくすぐる佇まいでした🤗

鍋に入れたらとっっても美味しくて、
冬だったので体がとても温まって感動したのを今でも覚えています。

その後、
研究室で教授が酒粕甘酒を
振る舞ってくれる機会があり
そのおいしさにまたまた感動。

乳製品を使用していないのにこのクリーミーさ。
お米だけでこんなに美味しくなるの？
と驚きました。

そして酒粕の栄養価の高さにも驚き。
飲む点滴だーと言って、
お金も時間もない大学院時代は酒粕甘酒で
食いつないでました。

また社会人になってから
内側から心と体を整える料理教室に通い
麹や酒粕を使った料理を知りました。

酒粕を使うことで料理のコクが増すこと、
粕汁や甘酒以外にもいろんな用途があることをここで知り、
どんどん酒粕にのめり込んでいきました。

特に酒粕にはチーズのような香り・コクがあり
乳製品を使わなくても満足感ある料理が食べられる

過去に乳製品に悩まされた私にとって
我慢せずに美味しく食べられる酒粕は
理想の食材だと思いました。

また酒粕は日本人が昔から
馴染みのあるお米が原料、

なので特に日本人の体に
特に合うのではないかと思っています。

我慢せずに食べたいけど、太りたくない、
肌荒れしたくない
忙しい暮らしの中でも健康的な食生活を送りたい

食べ物がたくさん溢れる世の中で、
どの食を選択していいかわからない方
たくさんいるのではないかと思います。

そんな方へ
酒粕を日常に取り入れてみるのは
いかがでしょうか。
と一つ提案したいのです。

私は、酒粕を取り入れてから、
脂肪分が多いチーズやクリームといった
乳製品は滅多に食べなくなりました。

我慢しているのではなく特に必要ないな、
と思うようになったのです。

一方で酒蔵では捨てられている酒粕もあります。

現代人の悩みを、廃棄されている酒粕が解決してくれるかもしれません。
きっと解決してくれると思って活動しています。

知られざる日本の伝統食品、
酒粕を通じて、
美味しく食べて健やかな毎日を
世界中に広めていきたい
と心に秘めながら活動をしています。