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昭和最後のファミコンソフトは2本あった

昭和の時代に生きていた人にとっては、
4月29日は天皇誕生日という印象が強いと思います。

昭和は64年まで続き、
厳密には昭和元年が12月25日に始まり、
昭和64年が1月7日に終わったことから
期間は62年と2週間ですが、
平成と比べると約2倍の月日があったことから、
日本の平均寿命的にも
「天皇誕生日」の印象が強い人がまだ多いはずです。

昭和の天皇陛下が崩御されたことから
平成元年以降しばらく4月29日は「みどりの日」になり、
平成19年以降は現在の「昭和の日」になっています。

4月29日が昭和とは何のゆかりもない「みどりの日」だった
平成元年に発売されたことが明確にわかるゲームの一つに、
究極ハリキリスタジアム 平成元年版』(1989 FC)があり、
名前の通り、
平成元年の7月21日に発売されています。

究極ハリキリスタジアム 平成元年版』は
ファミリーコンピュータ向けのゲームゆえに、
ファミリーコンピュータは昭和と平成を
股に掛けて活躍したゲーム機ということになります。

では、
昭和ギリギリに発売された、
いわゆる昭和最後のファミコンソフトは何かといえば、
昭和64年1月6日に発売された
スペースハリアー』(1989 FC)と
100万$キッド 幻の帝王編』(1989 FC)の2本になります。

スペースハリアー』は、
セガ・エンタープライゼスが昭和60年に
アーケード向けに発表したタイトルで、
後々スペックの高いゲーム機向けに移植されたことはさておき、
当時としてもセガ・マークⅢやPCエンジン向けに移植されている
後発タイトル。

100万$キッド 幻の帝王編』の原作漫画「100万$キッド」は、
週刊少年マガジンで連載されていた漫画なのですが、
昭和63年にすでに連載が終了していて、
アニメ化もされていないため、
知名度的にはいまいちでした。

やっぱり、
昭和最後のゲームは
シンプル2000シリーズアルティメット Vol.21 喧嘩上等!ヤンキー番長 昭和99年の伝説』(2004 PS2)
くらい輝いたゲームであって欲しかったと
思わずにはいられないのですが、
そういえば、
昭和が99年まで続いていたとしたら西暦だと2024年なので、
シンプル2000シリーズアルティメット Vol.21 喧嘩上等!ヤンキー番長 昭和99年の伝説
まであと2年ですね。


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