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教師の地位向上の取り組みは世代を超えて続いていた

10月5日は世界教師デー。
 
1966年10月5日に
「教員の地位に関する勧告」が調印されたことから、
ユネスコによって制定されています。
 
教師の地位を向上させるためには、
世界的なバックアップが必要なのは当然なのですが、
その一方で教師が素晴らしい生徒を育成してこそ
教師自身の地位が向上するというモノです。
 
教師になって生徒を育成するゲームと言えば
1992年にパソコン向けに発売された『卒業 Graduation』が有名で、
1993年にはPCエンジン向けに
卒業 グラデュエーション』(1993 PCE)が移植されています。

卒業 グラデュエーション』(1993 PCE)は、
清華学園に赴任した新人教師になって、
3年B組の担任として、
5人の生徒を無事に卒業させることが目的のゲーム。

「教師の能力が低いと、
 いくら課題をこなしても効率が悪くなっちゃう」ため、
「自己鍛錬で教師の能力を上げ」ることが大事になっていました。

「自己鍛錬」と聞くと難しく感じてしまうかもしれませんが、
卒業番外篇 ねえ麻雀しよ!』(1994 SFC)では
「一年間の麻雀授業を経て生徒に一流の進路を歩ませること」になるため、
麻雀の鍛錬をすれば教師の地位を向上させることができました。

教師の地位を上げる取り組みに終わりはなく、
卒業 FINAL』(1994 3DO)、
卒業S』(1997 SS)、
卒業 Graduation for WonderSwan』(1999 WS)
と広く拡散されています。

そして、
卒業 2nd Generation』(2006 PS2)
では世代を超えた取り組みが確認されているので、
今後もこのような取り組みが続くことを期待しています。


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