時代劇の女と言えばかげろうのお銀ではなくあの女
7月11日はラーメンの日。
日本で最初にラーメンを食べたと言われている水戸黄門の誕生日が
新暦で1628年7月11日であることから
7月11日がラーメンの日と制定されています。
水戸黄門と言えば、
長年シリーズ化されたテレビドラマ「水戸黄門」が有名。
ファミコンでは
『水戸黄門』(1987 FC)と『水戸黄門Ⅱ 世界漫遊記』(1988 FC)で
世界中を漫遊して大活躍しています。
実際の水戸黄門が諸国を漫遊した史実はないようで、
「学者を全国に派遣して資料調査にあたったことが、
名君の声望と結び付き、
諸国を回って各地の政治を正したという
「水戸黄門漫遊記」が後世につくられた」
とのことです。
それゆえに『水戸黄門』も架空のお話なのですが、
他の水戸黄門系の創作物と同様に助さんや格さんが活躍しています。
更には、
テレビドラマの「水戸黄門」による創作と思われる
風車の弥七やうっかり八兵衛、
かげろうお銀に煙りの又平までが、
『水戸黄門』に登場していました。
しかし、
『水戸黄門』における架空の人物の中で
サン電子的に一番活躍していたのは「お民ちゃん」で、
水戸黄門御一行のキャラクターに抱き着いて足止めをする
役割の「とめ女」という敵でした。
この「とめ女」の役割は、
『いっき』(1985 FC)においては「腰元」が担当していました。
この「腰元」の役割は、
『かんしゃく玉なげカン太郎の東海道五十三次』(1986 FC)では、
「とめ女:お民ちゃん」が担当するのですが、
この「お民ちゃん」こそが
「「いっき」のときから登場のおなじみのキャラクター」ゆえに、
「腰元」本人なのでした。
『水戸黄門Ⅱ 世界漫遊記』(1988 FC)でも、
キャラクター紹介はないモノの、
「とめ女」の存在は取扱説明書から確認ができます。
かげろうお銀がメンバーから外れていることを考えると、
「とめ女」の連続出演は快挙でした。
とめ女がいろいろなゲームで活躍したからといって、
中国でとめ女に抱き着かれた黄門様一行が、
無理やり熱いラーメンを食べさせられている姿を想像するのは
架空過ぎる話ですかね。
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