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鏡山上槽&瓶詰体験・甲子訪問 日本酒ライフ 2024【6月】

日本酒ライフの投稿記事を半年続けることができました!
6月は埼玉県・川越市にある小江戸鏡山酒造の上槽&瓶詰体験と、「甲子(きのえね)」で有名な千葉県・酒々井にある飯沼本家に行ってきました。

鏡山上槽&瓶詰体験

横内酒店のInstagramで鏡山の上槽(お酒を絞ること)&瓶詰体験の募集があり、こんな貴重な体験ができることはなかなかないと思って申し込みました。

小江戸鏡山酒造と、横内酒店含む4酒販店の協力によって醸された特別限定種を自らの手で上槽&瓶詰でき、さらに瓶詰したお酒を持って帰ることができる特別な体験ができました。

蔵人さんから上槽作業の説明をいただいている場面

日本酒の上槽方法はいくつかあるのですが、今回は「直汲み」といって手作業で直接瓶詰めする方法です。(直汲みにこれといった明確な定義はないらしいです。)
お酒を絞った後、タンクに入れて寝かせることが多いのですが、これに対して絞った後に直接手作業で瓶詰めするという意味で「直汲み」と表現するのだとか。
なので、フレッシュでより多くのガス(発泡)感を残すことができます。が、手作業なので時間がかかります。

ラベル貼りの様子

ラベル貼りも体験させていただきました。商品として流通するものなので、曲がらないように慎重に…。
このラベルのカラフルな感じがお酒の味わいを表現しています。

瓶詰めした後の打栓の様子

お酒の銘柄名は「鏡山 純米大吟醸 直汲み First Drip KISS」です。
以下、裏ラベルの記載を引用。

酒米のダイヤーンドと新される「愛山」と白麹が織りなすクエン酸のパンチが効いた超フレッシュな魅惑の直汲み限定生原酒。9号+18号酵母の妖艶に華やぐ吟醸香が優しく包み込む涼な酒

鼻腔をスーッとメロンやマスカットのような香りが通り抜けます。
爽やかな酸味、ピチピチとしたガス感が相まってフレッシュ感満載でした。
滓が入っているので、最初に振って混ぜてもいいですが、私は最後の方に混ぜてリッチな味わいを楽しみました。
夏にピッタリのお酒だと思います。

自分たちの手で詰めたお酒(私と妻の分)

人生で初めて酒造りの工程に携わることができて嬉しかったです。
鏡山酒造と横内酒店に感謝です!

甲子 飯沼本家訪問

妻が「ブルーベリーに行きたい」ということで、飯沼本家に行くことになりました。
なぜブルーベリーで日本酒蔵に行くのかというと、飯沼本家は酒造の他にブルーベリー農園やキャンプ場も運営など、広大な敷地内でいろいろやられているのです。
ご興味あれば飯沼本家のWebサイトをチェックしてみてください。

ブルーベリー農園の地図

ブルーベリー狩りは初めてで、かなりたくさんの品種があって、酒米と同じように早生・晩生があって品種によって時期があることを知りました。

きのえねブルーベリー農園
無数のブルーベリーが生る
酒蔵案内図

そして、肝心の酒蔵の方ですが、造り・瓶詰め・貯蔵蔵それぞれの工程で建物が分かれていました。いやー広い。
予約すれば酒蔵見学もできるみたいです。

売店のディスプレイ

売店「きのえねまがり家」では日本酒はもちろん、お菓子や食品、酒器などが売られていました。

甲子のラベル、オシャレですね。
2023年4月からブランドイメージやボトルデザインなどをリニューアルされました。以前の銘柄名は「甲子政宗」だったのですが、「甲子 -Kinoene-」と改めました。

ちなみに、甲子は六十干支の一つで、1924年・1984年生まれが甲子にあたります。今年2024年で100歳・40歳となる方々です。
区切りの良い年齢なので、お誕生日プレゼントとして良いかもしれませんね!


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