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京丹後の素敵すぎる宿
今年の夏、プラスチックゴミを求めて丹後半島に行ってきました。
ゴミを求めて…⁉︎の理由はこちらの記事に書いてるので、また読んでいただけると嬉しいです。
子供の宿題目的で行った旅だけど、宿が素敵で居心地が最高過ぎたので、そのレビューをここに紹介させてもらいます。
間人(たいざ)温泉 炭平
https://www.sumihei.com/
このお宿はなんと、明治元年から続いている、歴史のある旅館です。
外観はやはり古いので、「風情ある」とか「高級そう」とかいう感じはないく、普通。(ごめんなさい)
でも、お部屋やお風呂はキレイに改装されていて、めちゃくちゃ居心地が良いです。
特に素敵だったのがお風呂。
ここでは大浴場などはなく、6つの貸切露天風呂のみ。
空いていれば予約も必要なく自由に入れるという方式で、「桜の湯」のみが有料で要予約。
お風呂では写真も撮ってないので、公式WEBの写真をお借りしますが、ほんとにこの写真のまま!いや、写真よりもキレイだったかも。
掃除も行き届いていて本当に清潔でした。
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桜の湯は海が一番キレイに見えるので特にオススメです!
2,000円くらいするのでもったいないかな?とも思ったのですが、予約するとライブラリーで使えるドリンク券を6枚くらいだったかな?とにかくたくさんもらえます。
ライブラリーにはウイスキーや生ビールやいろんなドリンクが充実しているので、お風呂に入れてドリンクも飲めて…だとむしろ使った方がお得。
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私は露天風呂が使用中か空いているかのサインを完全に勘違いして覚えてしまっていて、本当はもっといっぱい入れたはずなのに2つしか入れなかった…(アホ)。悔しいので、次回行った際は絶対全制覇したいです。
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温泉に入った後は、ライブラリーでまったり。
この時間は貸切状態で、家族のこのくつろぎよう、、、
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沈みゆく夕日を眺めながら、ビールを飲みながら、本を読んでまったり過ごせるなんて天国じゃないか!
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強いて言うなら、本のラインナップをもう少し増やしてもらえたら、もっと最高。
大人~子どもの本まで用意されてましたが、写真集などビジュアル重視のようなものが多かったかな。
ライブラリーに寄った後は、今度はフロントあたりをウロウロ。
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フロントの少し奥には日本酒バーがあり、チェックイン時にもらえるドリンクチケットで飲めるようになってます。
このときは地元のお酒が並んでいました。
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私は「伊根満開」をセレクト。
ロゼのような華やかな色で、甘みを感じるお酒。
古代米を使っているため、この色が出るのだとか。
大人がお酒を飲んでいる間は、子どもたちはかき氷づくり。
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写真を撮るのを忘れてしまいましたが、おでんもありましたよ!
よーく味の染みたおでんをアテに日本酒が飲めるなんて、酒好きのことをこんなにも理解してくれている宿も珍しい。(館主は絶対避け好きだと思う)
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夕食も期待通りで最高でしたよー!!!
お刺身とカニが美味しかった。
この時期のカニは冷凍だったのですが、本当に柔らかくて上品な味。
旬の時期はもっと美味しいそうなので、冬にまた絶対行きます。
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旅館の方も本当に親切で、あたたかみのあるおもてなしをしていただきました。
館内のちょっとしたスペースに子どもが遊べる手作りのおもちゃも置いていて。あやとりや折り紙で作ったコマなど、ウチの子どちたちは通るたびにもらってました。。。
京都北部には近くに天橋立などの有名な観光地がありますが、間人のあたりはあまり観光化されておらず、のんびり過ごせます。
私はこういった雰囲気の地域が好きです。
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近くにキレイな海があって、温泉と料理とお酒が楽しめる旅館があるなんて、最高じゃないか!
最後に、間人の地名の由来だけご紹介。
間に人と書いて「たいざ」なんて普通読めないですよね。
名前の由来は聖徳太子のお母さん、間人皇后は「はしうど」皇后から来ています。(ここは「はしうど」と読みます)
間人皇后が蘇我氏と物部氏の争乱を避けて丹後に身を寄せた際、その地域の人々にとてもあたたかくされたようで、都に戻る際に人々への感謝として自らの名前である「間人(はしうど)」を村に贈り、この地に自分の名前を付けるように言ったそうです。
ですが、住民は間人皇后の名前を呼び捨てにすることを畏れ多く思いためらいま、そこで皇后がこの地から「退座」したことにちなみ、間人を「たいざ」と読み替えたことから地名になったよう。
飛鳥時代から続くその思いやりの心が、今の人々にも受け継がれているような、そんなあたたかい旅になりました。
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