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キレイが続く、片付けの法則

ちょっと!なんでも出しっぱなしにしないで!!
なんで元あった場所に戻せないの!?

・・・今日もこんな風にイライラしていませんか?
私はしています。

私自身は片付けるのがわりと好きな方。
それなのに、片付けても片付けても部屋が散らかる・・・
なぜか?理由は明快ですね。家族が散らかすからです

イライラをなくし、心地よく過ごす方法はないのかと探していたところ出会ったのが「ライフオーガナイザー講座」
日本ライフオーガナイザー協会が主催しているセミナーです。

この講座は主に「ライフオーガナイザー」の資格を取得される方が受講されるものですが、とてもわかりやすい内容なので、一般の方でも問題なく受講できます。

※日本ライフオーガナイザー協会のWEBサイトより流用

講座の内容を端的にお伝えすると、片付けのテクニックを教えるのではなく、そもそもの目的から整理し、それを家族と共有し、同じ共通認識のもと片付けられる仕組みを作っていく、という講座です。

仕事みたいですよね。。。
↑の図にあるように、片付けの要素を分解すると、人とモノと空間に分けられる。これらをそれぞれ整理し、仕組み化しましょうという内容でした。

これは、私にとっては大きな気づきでした!
仕事だと、目的の明確化➝施策を検討➝細かい手順に落とし込む➝手順ごとに役割、スケジュールを決めて進める、という流れが自然にできるのに、どうして家事はそういう風に考えなかったのか?
恐らくですが、”家事は一人でやるもの”という考え方が無意識のうちに染み付いているからかな~と思ってます。

ここでは、講座で聞いたなるほど!と感じたポイントをいくつかご紹介します。

「やりやすい」と感じる片付け方法は人それぞれ。


私は、モノ別に細かく収納場所を決めて、その通りに片付けたいタイプ。
↓のようなイメージですね。

出典:キナリノ

無印良品や100均のトレーなどを活用し、細かく仕分けすることが、片付けの正しい方法だと信じて疑ってなかった。
でも、これって人によって違うんですね。

ざっくりとした置き場所だけ決めて、そこにざくざく放り込む、というスタイルが合っている人もいる。例えば↓のようにボックスなどを活用して整理する方法ですね。

※出典:Roomclip

講座では、右脳派、左脳派で分かれることが多いと言われてました。
左脳派の人は、事細かに収納場所を決めて片付けないと落ち着かない。
右脳派はざっくり収納でないと逆にイライラする、と言われておりました。

ざっくり入れてたらその中で何がどこにあるのかわからなくない?と左脳派の私は思うのですが、右脳派の人はそのあたりの認識能力が発達しているようで、ごちゃごちゃした中でもちゃんと目当てのものを見つけられるのだそう。なるほど。

片付ける仕組み一つとっても、家族の得意不得意を考慮して決めないと、せっかく片付けたのに、すぐぐちゃぐちゃに・・・ということになっちゃうんですね。

「モノに対する価値観」も人それぞれ。

こちらも当たり前のことですが、見過ごしがちになってしまうこと。
片付ける際には、まずは不要なものを捨て、必要なものだけに絞るというステップが必要になります。
ただ、この「不要なもの」の捉え方も人それぞれなので、頭ごなしに決めないで、ということ。

講座では以下5つのペンを事例に参加メンバーで優先順位をつけていく、というワークショップをやりました。あなたなら、どういう順序になりますか?

1:高級ブランドのボールペン
2:オシャレな海外ブランドのボールペン
3:スワロフスキーなどでデコレーションしたオリジナルのペン
4:ジェットストリームなどの機能性を重視したペン
5:卒業記念の品など想い入れのあるペン

画像だと↓の感じ。

それぞれのペンには以下の価値観が込められているとのこと。

1:高級志向、ブランド嗜好
2:オシャレ、流行重視
3:オリジナル性重視
4:機能性重視
5:思い出重視

子供部屋にあるような、ゴミに見えるような折り紙の作品や、古くて壊れているようなキーホルダーなど、一見いらなく見えるものも絶対勝手に捨てちゃいけない、と。

友達からのプレゼントだったり、いろんな想い入れがそこにはあって、そういうものを大切にしている。そういうモノは特に変えが効かないので、自分の価値観で勝手に判断しては駄目なんですね。

片付けも信頼関係が大切。子供の頃に「大切なものを捨てられた」などといった悪いイメージがつくと、片付け自体も嫌いになってしまったりするので、注意しましょう。

自分は片付けが得意という人ほど、私と同じような状態に陥りやすいのでは?と思います。
片付ける前に、片付けの方法を仕組み化する。

こういったことを意識すると、我が家では長年物置と化していたスペースが素敵なワークスペースに大変身しました!(その話もまたどこかで書こう)

どなたかの気付きになると嬉しいです。

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