マガジンのカバー画像

短歌や川柳

16
練習、とか 分からない などは見なくていいのでその内消すので
運営しているクリエイター

2023年9月の記事一覧

お気に入り自作短歌の紹介・供養・さようなら会

以前つくっていた短歌の中で、これはなかなかいい出来じゃないか、と感じるものを紹介します。
連作の一部も混ざっています。
正直短歌の上手とされてるものの良さがよく分からなくて、自分の感じる短歌への良さが全くの見当はずれなんじゃないかとか思うのですが、それでも自分が頭を悩ませたりしてつくったものに何らかの価値があってくれと願っています。

惑星の軌道みたいに飛び降りて探しても見つからない死体

第二宇

もっとみる

短歌 白波と鈍色/少年の眼

過去に別の名前でSNSでやっていた短歌を残しておきます。僕が短歌をしていたという記録のために。
僕には上手いとされている短歌がよく分からなくて、そこを理解するまでもう作らないと思うのです。

①白波と鈍色

君の目は幽霊船で潮騒をただ受け入れることを選んだ

永遠を生きるクラゲがいるらしい浜辺で溶けるクラゲの死体

沈黙を何とかしようと何とか縦歩きするカニ ありがとう

爪先も見えない夜に双子座も

もっとみる