見出し画像

改めて「プロ野球選手って凄いな」と思った話。

お風呂に入っている時にふと思った。
「やっぱプロ野球選手って凄くね???」と。

そもそも私はスポーツが嫌いである。

いやもう本当に嫌いで嫌いで。
子供の頃から全然好きじゃなかったし、外で動くくらいなら屋内で絵を描いていたい派だったし。
体育の授業とか全く意味を見出せなかったし、運動部とかうるさいし臭いしで、近付きたくもなかったし。

なので実は元々、野球が大嫌いだったのだ。

野球を好きになったきっかけはゲームなので、ある意味オタクで良かったと思う。
オタクじゃなかったら多分今でも野球が嫌いだったんじゃないかな。
知らんけど。

そんな紆余曲折があり、今ではすっかりベイスターズファンな訳だが、ベイスターズファンであれば誰しもが目にする「あれ」。
そう、とんでもエラーである。
あれを思い返しながらふと、「いややっぱプロ野球選手ってすげぇよ」と思い至った。

だって私ならあんなのキレ散らかすもん。

どのポジションについてもキレる。
マジでキレ散らかす。
バウアーくらいキレ散らかすし、何ならバウアーを余裕で超えるくらいキレ散らかす。
耐えられない。
試合後ミスした選手に全力で、「あの瞬間何考えてたの?」「何であんなミスしたの?」「ボールのバウンド変わってた?」「どう言う思考回路してんの?」「普段練習で何してんの?」「自分ではあれをどう思うの?」「何で余計な一歩をするの?」「何で初動が遅いの?」「何で?」「ねぇ何で?」で詰めまくる。

野球って個人主義でもあり、団体主義でもある。
自分のポジションを完璧にやっても、他のメンバーが完璧とは限らない。
もし自分がピッチャーだったとして、完璧なゴロアウトを取ったとしても、内野がぽろっとすればダメになる。
もし自分がキャッチャーだったとして、完璧に組み立てた配球にピッチャーが首を振れば崩さざるを得なくなる。
もし自分が内野だったとして、完璧に捕球送球をしても受ける側がぽろっとすればダメになる。
もし自分が外野だったとして、完璧に捕球送球をしても受ける側がぽろっとすればダメになる。

無理ィィィ~~~~ッ!!!
耐えられない~~~~~~ッ!!!
自分はミスをしていないのに他人のミスのせいで崩されるなんて耐えられないのよォ~~~ッ!!!
イ~~~~ッ!!!

そう考えたら私みたいな超個人主義者には、野球って死ぬ程向いていないスポーツで、改めて選手達を尊敬する。
自分には絶対に出来ない事をやっている人達なんだって言う認識が改めて強くなった。

まあプロになるような選手って基本的には、小中高大と野球をやっている訳だし、慣れと言うのは大いにあるとは思う。
でも凄いよ。
実は裏でキレ散らかしているって言われた方がまだ納得出来るレベルだよ。


と言う訳で、ベイスターズがなんか知らん間にリーグ二位になっていた記念で、改めて選手達に敬意を表します。
本当に凄いよ。


え?今日の試合?無得点?
うるせぇ!!!言うな!!!


普段はショートショート書いてます。
今まで書いた小説はこちら。

ついでに下のスキとサポートをぽちって、国家運営を支えてくれると嬉しいなぁ~!!!
明日の笹代にします。

この記事が参加している募集

「ほら餌の笹代だ」的な感じでサポートよろしくお願いします! ポチって貴方に谢谢させてください!!!