【第3回】今期のドラマの話

毎クール10本前後のドラマを見ている。
この話をすると大抵の人には驚かれる。毎週10時間もドラマを見ているのかと。時間がもったいないと言われることもある。

はい、そうです。毎週10時間ドラマを見ています。
飲み会で趣味の話になると、いつもこうなるが、アルコールを摂取している2~3時間があればドラマを見れるのになといつも思う。

まぁとにかく今期のドラマがだいたい出そろってきたので、見ているもの、見ようと思っているものを紹介します。
・月曜日
ONE DAY ~聖夜のから騒ぎ~、煙たい姉とずるい妹
・火曜日
家政夫のミタゾノ
・水曜日
相棒、パリピ孔明
・木曜日
いちばんすきな花、ゆりあ先生の赤い糸
・金曜日
うちの弁護士は手がかかる、フェルマーの料理、今日からヒットマン
・土曜日
ゼイチョー ~「払えない」にはワケがある~
・日曜日
下克上球児

全部で12本。
これらに加えて、配信されている過去のドラマを随時見ているので、もう少し数字は増えるかもしれない。


この中でも今期は特に『いちばんすきな花』が気に入った。
去年放送された『silent』のスタッフが集結と大々的に取り上げられ、ありふれた恋愛ドラマの一つだろう、というのが最初の印象。恋愛ドラマをほとんど見ないので、最初は見るつもりはなかった。
しかし、第1話に「二人組が苦手な4人」という文言を見つけて、興味を持った。
どうしても他人事には思えなかったのだ。

実際に第1話を見て、メインの4人の「二人組」の苦悩に共感できる部分がたくさんあった。
特に多部未華子さんが演じるゆくえが学校の教師ではなく塾の講師を選んだ理由が、自分と重なる部分があった。自分は塾講師のバイトをしていて、教師を目指すつもりはなく、塾に就職するかどうか本気で考えていた。結局は全く別の職種を選んだのだが。

恋愛・結婚は「二人組」の最たる例だろう。
今思えば、自分自身のどこかで「二人組」を苦手と感じていたから無意識に恋愛ドラマを敬遠していたのかもしれない。
「二人組」を苦手として生きづらさを感じているドラマ内の4人が、どのように向き合っていくのかに注目してこの作品を見ていきたいと思う。
そして、同じように生きづらさを感じている人(主に自分)が少しだけ勇気をもらえることを期待したい。

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