坂上俊次

アナウンサー/ライター/AFP/広島県ホッケー協会理事/中国5県プロスポーツネットワー…

坂上俊次

アナウンサー/ライター/AFP/広島県ホッケー協会理事/中国5県プロスポーツネットワーク座長 著書「カープ魂33の人生訓」「優勝請負人」(第5回広島本大賞受賞)「優勝請負人2」「惚れる力」   「朱に交われば朱くなる」「眼力」「83歳、最後のマジック」

最近の記事

ネーミング。しぼりだすか、降ってくるか問題。

 結論。ネーミングは、突然、降ってきたときの方が、しっくりくることが多い。「YouTuberになった高校野球監督」。諸般の事情でお蔵入りになった著作のタイトルである。  83歳まで現役高校野球監督を務めた、広島県立竹原高校・迫田穆成さんの野球人生を描いた著作である。時代に合わせた変幻自在のマネジメントの象徴がYouTubeだった。83歳の老将が、高校生とのコミュニケーションに駆使したのがYouTubeだ。選手たちはスマホ越しに、偉大な指揮官の考えを、繰り返しでも聞ければ、リラ

    • 局アナやりながら、毎年、本を出すワケ

       「本業」という言葉も、時代にマッチしないかもしれないが。スポーツ中継の実況アナウンサーが「本業」という自己意識はある。野球中継は概算で600試合を喋ったことになる。  一方で、活字である。2023年、8冊目の著書「生涯野球監督 迫田穆成、83歳最後のマジック」(ベースボールマガジン社)を出版した。  うーん。なぜ、活字媒体なのか・・・  今、目の前で起こることを、即時描写て伝えていく。専門的な技能である。ニュース原稿であれ、フリートークであれ、現象を迅速に伝えることはできる

    ネーミング。しぼりだすか、降ってくるか問題。