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122. 2022年春・夏アニメ諸々 【アニメ】

このところ毎週のように映画を観ていて、気付けば紹介できないうちに春アニメが終わり、夏アニメが始まってしまいました。そんなわけで今回は久々にアニメ回、春アニメを振り返り、今季観ているアニメをご紹介していきたいと思います。

ちなみに冬アニメについてはこちら↓


冬期に観ていたのが6本で少ないと言っていますが、春アニメも観ていたのは6本でした(笑)
その中で印象深かったものがこちら。

SPY×FAMILY
群を抜いて面白かったのはこれ。
周りでも知っている人が多かったし、街中でも色々コラボ商品を見掛けたりして、やっぱり面白いものは人気があるんだなあなんて思っていました。

スパイの黄昏(ロイド)さん、殺し屋のヨルさん、超能力者のアーニャちゃんがお互いの利益のために偽装家族を作る、というストーリー。
アクションあり、コメディあり、ホームドラマあり。アーニャちゃんに振り回されるロイドさんが可愛いです。
また、毎回次の話が気になるテンポの良さと、心理描写が多くてキャラクターに感情移入しやすい点がハマる要因かなと思います。
原作漫画は読んでいないのですが、そちらもアニメ化前からヒットしているようですね。

アニメは10月から2期が始まるので楽しみに待っています。

エスタブライフ グレイトエスケープ
続きがすごく気になるというわけでも、推しキャラがいたわけでもないのに、何となく最後まで完走したアニメでした。3Dアニメは基本的に苦手なのですが、これの動きはあまり嫌じゃなかったのも原因かも。

内容は、「クラスタ」と呼ばれる相互間の移動が制限されている地区に分割された未来の東京で、そのクラスタから逃げたいと思っている人を別のクラスタに逃す“逃がし屋”グループの仕事を描く、というものです。
最初世界観を把握するまでに結構時間がかかり、面白くなってきたかも、と思ったら最後の方は急展開で無理矢理終わってしまったような印象でした。
どうして最後まで観られたのか未だに謎なんですが、様々なジャンルが混ぜ合わされた感じの独特な音楽は良かったなと思います。今も何となくフレーズを覚えている曲が幾つかあります。

「エスタブライフ」はメディアミックス企画で、同じ世界観の上に成り立つ別のストーリーが、今後ゲームや映画で展開されるとのことです。

まちカドまぞく
2019年に1期が放送され、2期が来るというのでかなり楽しみにしていた作品でした。

すっごく弱くてドジな“まぞく”のシャミ子と肉体が強くて闇を抱える魔法少女の桃が(不本意ながらも?)仲良く街の平和を守り、大小様々な問題を解決していく、という話。
一応敵対しているはずの“まぞく”と魔法少女が何だかんだ楽しくじゃれ合っている、のんびりのほほ〜んとした日常が可愛くて癒されます。
“まぞく”や魔法少女がすんなり街に溶け込んで生活していて、出てくる人が皆ちょっぴり変わっていながら良い人たち、という世界観も安心して観ていられてストレスフリー。

2期では新キャラが沢山出てきて、ストーリーも結構進んで真相に近付いてきました。ハイライトは闇落ちした桃の変身シーン。通常バージョンと闇落ちバージョンを交互に永遠と見ていられる可愛さです。変身音(?)のアレンジも元が分かりながら暗い雰囲気に変わっていて良きでした。
あとシャミ子がちょいちょい舌足らずに叫んでいる言葉が、半分くらい一回では聞き取れないんですが、そこも含めて愛らしいです。


さて、今月頭から見始めた夏アニメは、かなり厳選というか、観ている本数が春アニメからさらに減ってたったの4本です。
その内の2本が前に放送されていたものの続き物で、2本が新作アニメ。
まず続き物でとっても楽しみにしていたこの2本から。

シャドーハウス
去年1期が放送されて、作品世界にぐっと引き込まれ、続きが気になっていた作品です。

「シャドーハウス」で暮らす顔のない「シャドー」とそれに仕える「生き人形」たち。通常「生き人形」は余計なことを考えられないよう洗脳されており、「シャドー」も“偉大なるおじい様”に気に入られることばかりを追求するよう仕向けられているのですが、自分たちやシャドーハウスはどういう存在なのか疑問を持ったシャドーたちが少数ながら存在します。
主人公のケイトとエミリコもそうした“異端者”として、頭と能力を駆使して秘密を探っています。

今は、複雑な思惑が絡み合うハウスに一体どんな秘密が隠されているのか、ケイトたちの行動をハラハラ見守りつつ謎が解けるのを待っている状態です。キャラクターたちも一癖も二癖もある人ばかりで、心の底では何を考えているのか分かりません。
漫画が原作ですが、途中からアニメオリジナルのストーリーになっているとのこと。これからどう展開していくのか楽しみでなりません。作画が崩れず丁寧に描き込まれた画面も魅力です。

メイドインアビス
1期が放送されたのはもう5年前でした。2期が始まる前におさらいのつもりで劇場版「深き魂の黎明」を観たのですが、この映画が1期と2期の間のストーリーを埋める形になっており、これを観ていないと2期にすんなり入り込めない流れでした。観ておいてよかった。

「アビス」という大穴の底を目指す冒険物語で、子供が主役だし世界観も一見可愛らしいかと思いきや、至るところに絶望と闇が待ち受けている、というギャップが持ち味の作品です。
アビスにある諸々の異様なものたちよりも、アビスに魅せられた人間の狂気が生み出すものが恐いです。でも、観ている内にこちらもアビスに魅せられてしまって、誰も憎めないし、恐さから目を背けることもできない。
そうして主人公リコたちが次はどんな冒険を繰り広げるのか、期待半分恐怖半分で刮目してしまうのでした。

他に観ている2作は、オリジナルアニメの「リコリス・リコイル」と、アメリカのWEBアニメを元に日本人スタッフが中心に作っている「RWBY 氷雪帝国」です。いずれもまだ今後も観続けるかどうか見極められていない状況です。
リコリス・リコイルの方は暗殺組織に所属しつつ普段はカフェ店員をやっている少女たちの話で、丁度主要メンバーが出揃ったところ。
RWBYは、特殊な力を使って危険な存在であるグリムを倒すハンターになるべく、学校で切磋琢磨する少女たちの話。まあよくあるストーリーですし、取り立てて気になるキャラクターもいないのですが、正直言ってアメリカ版より作画はかなり良いと思う……(小声)
どちらも闘う女の子たちの物語ですね。これからどうなっていくのか、今しばらく見守っていようと思います。

ではまた。

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