実写版｢鋼の錬金術師｣を見ました【ネタバレ有】

今現在公開されている第2作目·····ではなく、何年か前に公開された第1作目の方です。
結論から言ってしまうと普通に面白かったです。点数·····でいえば100点満点中70点。

慣れれば何とかなるビジュアル

見始めて30分。吐き気がしました。予告編やポスターなどでは何度も見てはいましたが、やはり違和感を覚えてしまうビジュアル。海外風の世界観にアジア人が放り込まれた異質な感覚。｢いやこれ思った以上にキツイな·····｣。それが最初に出た感想でした。

人間って不思議なもので慣れるんですよねぇ。むしろアリなんじゃないかとすら思えてくる。特に大泉洋役の大泉さん、ヒューズ中佐役の佐藤さんとかね。

逆にこれはアカンだろ思ったのがリザ・ホークアイ。あかん。それ以外の言葉が見つからない。

ストーリーは時系列ごっちゃごちゃ

肝心のストーリーですけども、原作を知ってる人ほどビックリすると思います。とにかく時系列がごっちゃになってる。
どうしても尺の中に納めなきゃいけないという大人の事情もありますから。ストーリーが改変といいますか、カットされてる場面があっても仕方ないと思います。

原作でいう10巻ぐらいまでストーリーが進むとは聞いてましたが、良くも悪くも騙されましたね。

もうこれ出しちゃうの！？
この話ここでするの！？

ずっとこれ言ってたなぁ·····。闇鍋。マジで闇鍋。

しかも噂に聞いたら続編のスカーのやつはまさかの原作に忠実とな。原作RTAとまで一部では言われる始末。
逆にいま原作に忠実にやってしまうとストーリーもっとバラけません？と思ってしまいますが、そこはスカーを見ないと何とも言えないですね。

評判以上に楽しめた作品でした

いやもうレビューとか役に立たないですよ。ゲームでもアニメ漫画でも言えますけど。やっぱり自分で体験してみないと本当の感想って出てこない！
ちなみに僕は元鋼の錬金術師ガチ勢です。どれくらいガチ勢かはご想像にお任せしますけど、そんな僕でも楽しめた作品でした。なんだかんだ言って根本にあるのはあの｢鋼の錬金術師｣ですしね。実写版で見た目が変わろうがストーリー改変してようが、根本にあるものは変わらないですからね。

以上、実写版鋼の錬金術師の感想でした。