この時代にテレビ番組に回帰する

僕は一人暮らしをしているので、食事などは大変寂しいものです。それを紛らわせるために動画を見る習慣が定着しています。今までYouTubeで

・ゲーム実況
・書籍の内容を要約したもの
・その他

と、観ていました。
TV番組はあまり観ていませんでした。リアルタイムではほぼ観ません。録画してはあっても、しっかりと観ているのは「さんまのお笑い向上委員会」くらいです。特に第3週目が好きなんですよね~みなさん(自虐的に?)「おっさんしか観てない」と言っておりますが、20代男性も観てますよ!!

さてそんな僕ですが、最近TVerを利用するようになって気づいたことがあります。

実はテレビ番組って、すごいのでは?

今日はこの点について、私見を書きたいと思います。
(先に言っておきますが、どちらがいいとか悪いとかは思っていません。それぞれの「得意」があると思っています。)

1.YouTubeとテレビ番組

「さんまのお笑い向上委員会」でも、たびたびYouTubeの話題になってますよね。「テレビの時代が・・・」という話になることもありますが、テレビの良さは

幅広い「プロ」が1番組に詰まっている

という点にあると思います。
いや、YouTubeでも、話術、編集技術、知識など、いろいろ詰まっていますが、美容チャンネルなら「美容」、ゲーム実況なら「ゲーム」(と話術とかマニアックな知識とか)、教養系のチャンネルもそれぞれに特化したジャンルがあるように思います。
ただ、テレビ番組を観ていて思ったのは、同じ番組でも今週と来週では全く異なる世界を見せてくれるものがあるということでした。最もわかりやすいのは、「情熱大陸」などでしょうか。最前線の「プロ」の考え方を、あらゆる世界の人と、偶然にも「出会える」のが魅力ではないかと思うのです。なぜこう思ったか、理由を書いていきます。

2.TVerで偶然観た2番組

①「マツコの知らない世界」文房具ペンの世界
普段、YouTubeをぼんやり観ていて、「ペン」の魅力を知る機会なんてなかなかないですよ。ここで紹介された「ペン」は、たしかに素晴らしかったですが、あのプレゼンテーションがすごいなと。万年筆の魅力を「ゆらぎ」と表現し、音楽的な視点を挟んで説明しているところには感服しました。万年筆を買ってみようかな・・・

②「アメトーーク!」動画編集やってる芸人
「アメトーーク!」はたびたび観ていて、芸人さんの技術に魅せられていますが、今回は「動画編集」について、その大変さ、こだわり、プレイヤー側の思考の変化など、あらゆる側面が、「エンターテインメント」と絡めて提供されていたのがよかったです。というか、「お笑い」を武器にして生きていける人たちが、「動画編集」というスキルまで手に入れていること自体が尊敬です!「アメトーーク!」って結構、ある分野の「マニアック」を「お笑い」とともに受け取れるので、いい番組ですね。

3.最後に

たしかにYouTubeにもおすすめ欄があり、いろいろな世界に触れる機会は転がっています。今回、こういうことを考えたのも、久しぶりに「向上委員会」以外のテレビ番組を観たからかもしれません(「向上委員会」もお笑いのプロの境地のようで素晴らしいです)。
でも、同じ番組にいろいろな「世界」が入ってくる、番組を変えなくても、次の週になると違う「世界」が入ってくるのがいいなと思います。しかも良くも悪くも、すべてプロレベルのものですからね。
こうやってテレビ番組を久しぶりに複数観て、皆がこだわりを持っていたり、マルチにスキルを持っていたりするのに出会うと、自分のふがいなさを感じます。もっと頑張らねば!!

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