飴色なるまで炒めた玉ねぎ

しにたい、しにたいよ、感情を言葉にしようとしてやめた
何度もなんども取り消した荒削りな言葉たちも削ることをやめてただの石ころになった
角が尖った石ころは、私のおなかのなかにたまっていって、その角で私を傷つける。
のみ込んだ感情や言葉が何よりも私を苦しめる泣きたいのか笑いたいのか、どうすればいいのかわからない
おなかがすいた。
何にもしていないのに。
なきたいきぶんだ
何もしてないけど
くるしいようなくるしいじぶんがまちがっているような
ぐるぐると悩んでいる暇はないのに無慈悲に時間だけが過ぎていく
ああああああ、感情ってなんだっけ
わたしってなんだっけ
私が私の中で迷子になる
何を書いたらいいのかわからない
とある作家はこういった
自分に才能がないと気づいたのなら、やめてしまえ、やめてしまえば楽になるぞと。
失ったものをかぞえるひまがあるのならば、いまここで何かを生み出してみろよ
世界はいつだって私のためにはない。
でも私はいつだって私のために生きていられるんだ
と同時に私は私を殺すことができる私は私を活かしたり殺したりして
生きたような気になっている
ぬるま湯という表現が正しいのかわからないけれど、私は多分ぬるま湯に浸かって、きびしいはずの現実をなかったことにしてる、
無くなれよ、無くなればいいのに
不安とか
恐怖とか
どうでもいい感情に流されるわたしとか
みんなみんないなくなっちゃえばいいのになぁ


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