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ゴミを捨てることは自分を軽くすること

「自分は一体、一日に何回ゴミを捨てているのだろう。」

ふと思うことがあり、日々の生活でゴミ箱を使うことを思い出してみる。

朝はパンの袋、バナナの皮。
お昼はジュースのパック、仕事でいらなくなったメモ。
夜はポスティングのチラシ、お菓子の箱…。

ゴミを捨てることなんて、普段は意識したこともない。
でも、試しにいざ意識してゴミを捨ててみると、不思議となんだか感慨深くなる。

当たり前の話だが、ゴミを捨ててしまうと、もうソイツと人生で出会うことはない。
そう思うと、何気ないお菓子の袋も、なんだか愛しく思えてくる。

一昔前「断捨離」という言葉が流行った。
捨てれば捨てるほど、自分が軽くなる。
周りにモノを置かないことは、物事に集中することができるし、スマートに生活できる気もする。

モノに執着しすぎることは良くない。
しかし、モノを何も考えずに捨てることも、どうかとも思う。

日々のいらなくなったゴミを捨てる何気ない場面。
自分の心を軽くするように意識しながら捨てると不思議とスッキリする。
そして、どんな些細なゴミでも一期一会を感じて、手放す意識を持ってみる。
物にだって出会いと別れの儚い感情を持ってみると、心穏やかに優しくなれる気がする。





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