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夏目漱石 / 道草

漱石の自伝的小説。
縁が切れたはずの養父との金銭問題や歯痒い夫婦仲、そこに持病も相まって、漱石が日々の生活に相当まいっていたことがわかる。

色々な悩みはあれど、「結局人生はそういうものだ」という一種の諦めが、晩年の「則天去私」の思想に繋がっているのでは。

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