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ゴールデンウィークは苦手

ようやくゴールデンウィークが終わる。今年もやっぱり連休中私の情緒は不安定。仕事が休みなことが嬉しい以外、ゴールデンウィークは苦手。

家族で旅行。
家族でレジャー。
家族で買い物。
帰省。
BBQ。
ニュースを見ても、SNS眺めてもそんな話題ばかり。
幸せな家庭、お金のある人が正直うらやましいだけですが。
私だって家族旅行したい。
テーマパーク行きたい。
食べ歩きしたい。
BBQできるくらいの、仲の良い友達ファミリーがほしい。

子どもが小さい頃、夫は休日出勤でいなかったし、いても出かけたがらなかった。(今は病気で出かけられない。)
私の〇〇したいという提案はほとんどスルー。
スルーされたら、それ以上要求できないのが私。強く要求できないでいて、自分の欲求がかなわないことにストレスをためてしまう。
矛盾していることは自分でもわかってる。

爆買いするにも経済的余裕がない。
自分のものを買うくらいなら、古い家電を買い替えなきゃいけない。
最低限自分の機嫌は自分でとらないといけないのもわかってる。
でも、それを難しくするのがこの国のゴールデンウィーク。足並みそろえて国民総休日。出かけなきゃ負けみたいな同調圧力。
いつも通り家事をして、いつもにはない家族分よ昼食まで作り、家にいるだけの休日をすごしていると、虚しさばかりが積もる。

と言いながら、今年は1日私スペシャルデイをつくった、はずだった。
そこに投資し、計画も綿密に練ったんだけど。
一緒に行くことにして楽しみにしていたけど、いざ当日になったら色々面倒くさくなったと思われる娘に狂わされた。
行列並んで買うはずだったものは売り切れ、ランチするはずだった店は営業時間終了。帰りの電車は遅延して夕飯を食べるはずの店も閉店し、冷凍食品で空腹を満たした。
結局、私が自分ファーストで動こうとすると何かの力が働いて阻害される、私はそういう星のもとに生まれてるんじゃないかという妄想に苦しんで終わった。

明日からはまたせっせと働く。
仕事をしてると、自分を苦しめる感情から解放される。今最も自分らしくいられる時間かもしれない。

「どこか行きました?お土産どうぞ」
「どこも行ってなくて。いただくばかりですみません。」
このやりとりさえいくつか笑顔でクリアすれば、日常に戻るはず。

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