幽霊になったときの居場所

　こんにちわんこそば、寿々木ここねです。
やっぱり今はnoteの時代だから、毎週投稿しようかなと思っていたのに
気が付いたら3週間も経っていた。

　毎週、今週まだおわんないのかよ〜と思いながら過ごしてるのに3週間経ってた。不思議だね。

　最近のわたしは、U-NEXTに加入して今まで以上に映画を観ている。満を持しての、加入・・・。前は観られた「星くず兄弟の伝説」はもう配信されてなかったけどDVDを所持してるのでOKです。雑誌も読めるのうれしいけど、読みたい雑誌はあんまりない。
　「LARME」2023年秋号で、映画をイメージしたファッションページがあって、「バッファロー’66」「エコール」「アメリ」「ひなぎく」などが取り上げられていて、読者に期待しているというか、読者を信用している感じがいいなと思った。「バッファロー'66」「ひなぎく」は特にわたしの好きな映画で、そのスタイリングはかなりイメージと違ってたんだけど、新作でスタイリングしなきゃいけないんだからしゃーなしだろうね。（"しゃーなし"言いたいだけの人）

　カップラーメンをたべた。先に入れなきゃいけない粉と、あとにいれなきゃいけない粉があって、あと入れの粉の袋に”先に入れると麺がほぐれません”って書いてあって、「LARME」はわたしたちを信じてくれてるのに、このカップラーメンはわたしたちのこと信じてくれてないねって、思った。

　最近のわたしがハマっているのはSpotify podcastの「83 Lightning Catapult」という83年生まれの三四郎の相田さんとアルコ&ピースの酒井さんがふたりでトークするラジオ番組で、適度にゆるくておもしろい。ふたりともたのしそうだけどだるそうで、すごくちょうどいいんです。

　わたしの携帯が通知で光ることはほぼradikoしかないのだけど、radikoって1回聴き始めちゃうと、その時点でタイムリミットが発生して、途中までしか聴けなかったときに24時間以内にまた聴かないともう一生続きが聴けなくて、勇気が必要なの。一週間勇気が出せないときもあるし、やっぱり途中までしか聴けずに終わることが、たくさんある。radikoは気合。

　それに対してpodcastは無限にいつでも聴けるからいいね。わたしの番組（「ここねんのわんこそばラジオ」）も無限だよ、聴いてね〜。

　自転車の空気を入れると、羽が治った鳥みたいだな。自転車屋さんの空気入れコーナーに並んだ先で、みんな飛び立ってゆく。

　わたしのシングルベッドでみずほちゃんと寝たら、みずほちゃんは赤ちゃんみたいにぽかぽかで、冷え切ったわたしはその暖かさに爆笑してしばらく眠れなかった。

　実家に帰って、「おなかすいた」と言えるしあわせを噛み締める。そういうしあわせの種類。父のベスパのうしろに乗る。バイクがあればびっくりドンキーもいけるんだ、って言ったら、どこへだって行けるさって言ってた。そういうしあわせの種類。父にテレビの配線的なものを直してもらいにうちに来てもらったら、容赦無くテレビ台に置いているこまごまとした生き物たちをぐしゃぐしゃにされた。そういうしあわせ？

　最近プロポーズされた友だちにイヤリングをもらった。ぷらぷら揺れる、いわゆるモテるやつ。これで、モテちゃうかもしれない。そんなことはどうでもよくて、その子が引っ越してしまうのが最近のかなしいこと。あと、贈り物を渡すべきなのはぜったいにわたしの方だよね。

　本を買う。雑誌をひとつ買うために本屋に行ったのに、加えて2冊も分厚めの本を買ってしまった。本を買う時って、コスメとか服とかよりも必要経費みたいな気持ちになってあんまり我慢とかができない。脳みそへの必要経費。わたしを追い抜いてどんどん伸びていく妹の背にはもう抗えないから、負けじと脳みそを育てていく。

　武蔵野公会堂で8日に行われた『SFマルシェ』に行った。たくさんのモノと、鳴り続けるあらゆる人のあらゆる音楽で、たのしい空間だったのだけど、SaToAや横沢俊一郎さんのライブを見て、モノが大好きなはずのわたしなのに、いい音楽があったら他になにもいらない？！という気持ちになった。物欲消えた。まあきっとそれはうそなんだけど。10年以上前、子どもだったわたしは武蔵野公会堂のステージの上で吐いたことがあって、そんな変な思い出付きの場所でかっこいいライブが見られて、あの時の記憶もかわいく感じられて、すごくいい日になった。あのことは、トラウマというより、本当に申し訳ない記憶で、もしこのイベントがなかったら幽霊になったときのわたしがいる場所は武蔵野公会堂かもしれなかった。成仏！

みんなは幽霊になったときの居場所、想像できますか？

3週間も空いたら、毎週書きなさいってくらい書くことあったね。
じゃまたね。