見出し画像

旅をする。和歌山編①

3泊4日、和歌山を旅してきた。

旅ブログをいつか書きたい。と以前から思っていて、ついにその日がやってきた。
まとめられないこの思いを、2記事に分けてまとめられないまま文章にしようと思う。

まずは、この旅ができたのもすべてパートナーのおかげ。ほんとうに、ありがとう。

【1日目。移住した夫婦の古民家喫茶と日本一のヤッホーポイント】

初日は、関西国際空港から和歌山県の日高川町まで移動した。都会では見れない、川の美しさに吸い込まれた。

日高川


私たちがこれから向かう先は、古民家喫茶。

「この先にほんまにあるん?って感じの道先にあるから」と言われ、冗談抜きでほんまにあるんかなって、看板が見えてくるまで心配した。
森の中を進み、行く先はドがつくほどの田舎。

無事に辿り着き、迎えてくれたのは犬一匹とご夫婦でした。

左かじちゃん。右やっさん

素敵が滲み出るってこういうことなんですね。お二人はお遍路がきっかけで出逢われたそう。
香川県と静岡県からの移住者。

お店の名前は大楽(オオラク)

眠れる心地よさ

木々が風でなびく音、犬の鳴き声。料理の香り。目の前は緑。五感が研ぎ澄まされる。

メインメニューは大楽焼という、少し甘い生地に具をつめて薪でカリッと焼いたまあるい食べ物。小腹を満たして腹の虫をおさえる虫養いにぴったり。

台所で焼いてくれる様子もみさせてもらった。
お皿やコップはかじちゃん作

味の種類が4種あり私たちは3種たべて、美味しくっておまけに珈琲と焙じ茶アイスも食べてどれもこれも本当に美味しく満たされた。

かじちゃんは、陶芸もされていてお店の奥にはギャラリースペースに。最高に心くすぐる作品が多かった。ご夫婦は、メキシコが大好きでメキシコで購入した1点物もありました。

涅槃。この子が超絶かわいかった。

ゆっくりしているうちに彼の友人が次々と集まってくれて、みんな移住したお話を聞かせてもらい、今感じていること、取り組んでいることざっくばらんに話してくれた。
いろんなカタチがある、試行錯誤していることを触れさせてもらえた。初対面なのに無理せず自然体でいれる心地よさが、ありがたかった。

友人の犬、きなこ。大楽焼をみんなで頬張っていると羨ましそうに見つめられる。
たくさんの薪のある暮らし

かじちゃん、やっさんは今の暮らしが「最高」って言い切っていた。
冬はとてつもなく寒いらしいし雪は降るし、自然と共生する生活は厳しいことも沢山あると思う。でも、そこに住む人が最高と言っているなら、最高なのだ。
私自身、自然の豊かな場所に住む理想はあるけれど、まだ一度も体験したことがない。
最高って2人のように言える未来。焦らず自分たちの、”丁度いい”を探っていきたい。

みんなとお別れして、私たちも車に乗り途中綺麗な川のある場所へ車を止めしばらく眺めた。

川のせせらぎを聞きながらしばらく歩く。


「日本一のヤッホーポイント行ってみる?」

日本一?ほんまかいな。
疑いの心しかない私は行ってみることにした。

うそん!

めっちゃ主張してくる。笑
なんの日本一?日本一楽しいヤッホーポイントらしい。やまびこがすぐに返ってくるらしい。

叫んでみることにした。

ヤッホー!!

3秒後くらいに返ってくると思っていたら、すごい!!本当にすぐ返ってくる。
正直舐めてました。笑

ヤッホー
生麦生米生卵ォー(これはうまく返ってこんかった)
今日もアリガトー!

普段出さない声を目一杯出してスッキリした。
和歌山に行かれる際は、ぜひ大きな声をだして、日本一ポイントで発散してください。

【2日目。和歌山の南を旅する。 田辺、白浜、すさみ町】

2日目はまたまた車での大移動。

最初に車を止めたのは、田辺市龍神村にある道の駅。
私は、道の駅が大好きでいろんなご当地商品を眺めてるだけでわくわくする。

龍游館。近くに綺麗な川があります。

そこからさらに移動して、2日目の最初の目的は「湧き水を汲みに行くこと」。
わざわざ湧き水を汲みに行く旅ってなかなかないかなぁ?これまでも、旅先の湧き水ポイントへ行くことはあった。

熊野古道ってどこからどこまで!?
行く場所行く場所が熊野古道と書かれてある。
ここをみんな歩くんだから本当にすごいなぁ。
数分だけ熊野古道の木漏れ日を歩き、湧き水ポイントまで向かう。

たどり着いた、「野中の清水」。
なんて素敵な場所なんでしょう。
ありがたく湧き水を汲ませてもらい、その場でぐびぐび、冷えたお水を飲ませていただく。
身体が軽くなる感覚がお互いした。

お昼ご飯は、白浜まで移動して食べようかとさらに南へ進む中、気になるお店が目の前に現れた。

「ねむの木食堂」。和歌山県中辺路町にある定食を中心としたランチとカフェのお店。

外観
テラス席

テラス席では、清流を眺めながらランチができる。お腹はそんなに空いてなかったので、お店のパンを注文し半分こずつ食べた。
モッチモチの美味しいパンを食べお腹を満たして、白浜へ向かった。

白浜といえば、関西にいた子供時代、両親が海に連れてってくれたのが白浜だった。人が多い印象で、泳げないわたしは海が怖くて懐かしい過去はあまり覚えていない。でも、お父さんお母さんは子供にいろいろ体験させたくて、いろんなところへ連れてってくれてたんだなぁ。
大人になった今、しみじみとありがたみを感じている。

海を見る前に、エネルギーランド行ってみる?ってなった。
「エネルギーランドってなに?!たのしくなさ○う。」とブツブツ言いながら、舐める傾向がどうやらある私のようなので、行ってみることにした。。笑

トリックアートや、音で遊ぶ場やなんだかんだあったみたいなんだけど、
ほんとうにごめんなさい!!!30過ぎた自分は楽しめませんでした!笑。
※子供や楽しめる人はきっとめちゃくちゃ楽しめます!

意外と楽しんでる?笑
酔いが回り、最終こんな顔になる。笑

気を取り直して、 白浜町にある千畳敷へ行く。
千畳敷は畳千枚を敷くほどの大広間。
自然が織りなす景観に圧倒された。

こんなにひらけた海が広がる町。生きててよかったなぁと感じるし、生かされている有り難さも感じた。日本に生まれてよかった。
ウェディングフォトも撮っていて素敵でした。

しばらくそっとしてください。

そして夕方になり、さらに南のすさみ町へ。
初めて訪れる町。2日目の一番の目的。
それは素敵な女性が営むゲストハウスに行くこと!

ゲストハウス「lacoma」。
彼女の名前はさっちゃん。

さっちゃんとわたしついに出会う!

次の記事で、ゲストハウスでの出会い、古座川町、那智の滝...

綴りたいと思います。

またね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?