【MAMABI PARK】(4月7日)「ササキングさんが教える訪問美容基本のキ」まとめ
東北も花粉が本格的に猛威を奮ってきて
首から上がぐずぐずでございます。
サカリです。
鼻声なのは地声です。
さて今回のママビパークセミナーは
【ササキングさんが教える
訪問美容基本のキ】
ということでやって参りました！
自ら日々ハサミを握り
北へ南へ各地へ行脚される傍ら
業界の第一線を走り、
その土台となる礎を築き上げた
訪問美容業界のキング
ササキングさん
こと
佐々木裕太さん
に、
訪問美容とは？というところから
これからやりたい方ややっている方へ
どんなことでも質問にお答えしていただくという
セミナーです！
みなさん、
そもそも訪問美容という
美容師としての働き方があることは
ご存知でしょうか？
「訪問美容」とは高齢・疾病・妊娠中などで外出が困難な方、または家族の介護や乳幼児の育児により外出ができない方に対し、理美容師がご自宅や施設、病院に出向き施術を提供するサービスです
出典サイト:
ということですが、
実際にはまだまだ狭いジャンルだと
ササキングさん。
まず初めに、
ササキングさんから
訪問美容をするにあたって
ご自身の経験談等から、
その心構えややり方など
事詳しく、
そして持ち前の癒し系キャラ全開で
お話してもらいました〜！
(ママビパーカーは
ササキングさんにめちゃくちゃ懐いてるので
いつもコメント欄は炎上しがちですw)
まず、ササキングさんは
訪問美容とはどんな世界なのか？
をお伝えしてくださいました。
「訪問美容は個人で抜きん出ることはできない。
今流行りの技術特化型にはなれないので、
すごく売上が上がるわけでなはい。
どちらかと言ったら介護的な要素が強いので
そこの理解も必要。」
売上を求める美容師には
あまり向かないというのが現実らしい。
「だからこそ
逆にチャンスでもある。」
「まだまだユーザーが少ないのと、
高齢者が増えている現実もあるので
始めるなら早いに越したことはない。
美容師として
新たな人生の中で一つの別なプラン
として提案できるのではないか？
ということで活動している。
小さな子供がいたり、
年齢が上がってサロンで
バリバリ働くのが大変
というちょっとした足枷があるなら
"時間の有効活用"という点では
ママ美容師にはハマりやすいと思う。」
わたしたちママ美容師と
訪問美容は働き方の相性が良いとのこと。
「難しいと思う人もいると思うが
技術面では
ベーシックカットが出来る方は
ほぼ出来ると思っている。
これは、提案する髪型のパターンが
ある程度決まっているため。
(ワンレンカット、耳半分のグラレイヤー、
耳出しショートレイヤーのみ)
あとは、
"認知症の理解、カウンセリングの仕方、
施設に対しての対応の仕方"
ができればよい。」
技術的には
子育てや家庭の事情で
日々移りゆく美容業界の技術の進化に
なかなかついていけない…
というママさんたちにも良さそうですね。
「難しいと感じさせているのは、
美徳が入っているかもしれない。」
難しさはどちらかと言うと
内面的なところだそう。
「"心を込めて仕事をする"
優しさとボランティアの
ギリギリでやっている人がいて、
違う意味で囚われてはいけないと思っている。
優しさと仕事としての線引きが難しいところ。
気持ち的な優しさは必要だが
ある程度やったことに対しては
お金をもらわないといけない。」
人生背景を知れてしまうが故、
無理に単価を上げれないが
そういう人に対してお金をもらえるか
などもひっくるめての仕事。
サロンワークの中でもそういうことは
あるかも知れませんが、
それ以上に深く関わるからこその
その線引きの難しさを感じました。
しかし、それでもササキングさんが
訪問美容を続けてこられた理由、それはーーー。
「美容師として美容室で働いていた時には
味わえない感情を知れる。
その方の人生を
豊かに変えるようなことも
出来る仕事。」
ササキングさんが訪問美容にハマった
感動のエピソードトークもお話してくれました。
「お亡りになられることが身近になるので
良くも悪くも慣れてしまう部分はある。
そして半年くらいは
それに気持ちが追いつかなかった。
しかし、
人の最期に関わるってなかなかない。
関わっていく中で
"どうやったらこの方が幸せにいけるか？"
と、ある種の責任感を持つ。」
それこそ、
一般的なサロンワークとの
大きな違い。
現実を受け入れないといけないのです。
「この方の最期の美容師になる
と思って仕事をする」
そう成り得ることの方が多いからこそ
きっと責任や覚悟が変わってくるんですね。
「ママ美容師が第二ステージに入る時に
検索されやすい業界。」
前述した通り、
出産や
サロンワークをバリバリすることに疲れた方が
短時間にぎゅっと働ける
ライフワークバランスは
ママ美容師の求めていることに
フィットしやすいとのこと。
詳しくは
アーカイブ動画で見ていただきたいのですが、
前半のママビパーク名物
ササキングさんに猛アタック
(と言う名の愛のある弄りw)
とは打って変わって
ササキングさんのお話しに
参加者全員が真剣に引き込まれていき…
そして今後の未来のために
様々なディスカッションが行われたことは
ママ美容師のポテンシャルの高さに
毎度ながら感心。
最後の締めくくりには
ササキングさんの
決意と漢気をお話してくださり、
笑いあり、そして
涙なみだのセミナーとなりました。
思い起こせば
ササキングさんと出逢わなければ
わたし自身も
"訪問美容"というジャンルに
興味を持つことはなかったと思います。
ササキングさんからは
祖母が長期入院の後、
認知症が進んだときに
自宅での祖母への接し方など
丁寧に教えてくださいました。
人に寄り添い
人を受け入れる器の広さは
もともとの人柄なのか
それとも訪問美容をやっての
スキルなのか、、
どんな方にも愛される
ササキングさん。
ママビパーカーは勿論、
きっと利用者さん方も
ササキングさんのことが
大好きで
心がほわっと暖かくなる存在。
振り返れば沢山の思い出とともに
【ササキングさんがあっての
訪問美容という世界】
を
まるまる好きになれた人生で
よかったな、と心から。
世界は広いと
教えてくれて、ありがとうございます。
その広い世界を
繋げてくれて、ありがとうございます。
これからももちろん
末永くよろしくお願いしますね♪
最後は娘が
「おしりぷりぷり〜！」
と乱入してきて、
ママビパークらしさで締められて良かったかな（笑）
ではまた！
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