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【暴論12】現代人に最も必要な能力は、度胸と決断力

随分前から今ある職業のほとんどはAIやロボットに奪われる的な話が巷に流れている。現代の勝ち組の職業である、医者や弁護士もそのうち必要なくなるんじゃないかとも言われる。

AIの進歩は正直よくわからないが、少なくともロボットの進歩はわかりやすくすごい。自分としてはネジを締めるロボットを初めてみた時は、まじかーって思った。飲食店の配膳ロボットもかなり一般化してきた感がある。

ロボットやAIを開発・設計するエンジニアは必要だとも言われるが、それもわからない。ドラえもんの「のび太とブリキの迷宮」に出てきたナポギストラー一世みたいな発明家ロボットが誕生しないとは限らない。それはアートなどのクリエイティブな分野においても同様である。

そんななかで結局人間がやらなければならないことが一つだけある。

決めることである。

現代において情報源は無数にあり、判断材料はいくらでも手に入る。むしろ選択肢があり過ぎて逆に行動ができない人も少ないだろう。そんな環境下において、えいやっと度胸を持って決断できる人間が重宝されると考えられる。だからこそ度胸と決断力を養っておいた方がいい。

しかし現代人は何もしないと決断力はどんどん鈍っていく。何せAmazonは勝手にお勧めを出すし、Googleは貴方以上に貴方の好みを知っているかもしれない。だからこそ一歩を踏み出す勇気のある人間の価値はますます上がる。

もし子どもに次世代に生きる力を与えたいなら、あれこれとやることを指示しない方がいい。そうすればするほど度胸と決断力は鈍る(逆に反発して養われるかもしれないが)。英才教育と称してあれもこれも押し込むなんてもってのほかである。絶対意味がない。

AIに政治や裁判をやらせようという意見はあるだろうが、少なくとも今の日本を見る限り、AIに決断を丸投げできる度胸は、日本政府にはない気がする。ただ政治家の無能っぷりを見ると、政治もAIの方が良くねと?思ったり思わなかったり。


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