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5分で分かる!sakanoue式定期テスト攻略法

こんにちは。足立区綾瀬を拠点とする、伸び悩みの小中学生を対象にした個別指導塾sakanoueです。

以前、高校入試に向けて内申点を上げていくことの重要性をお伝えしました。

その内申点に大きな影響を与えるのが定期テスト(中間テスト・期末テスト)になります。

今回は、定期テストで良い結果を出すための攻略法をお伝えします。

早速ですが、重要なポイントは以下の二つです。

1.学校配布の問題集/ワークを3回解く

2.①理解・暗記→②解く→➂できなかった理由をみつける→④できるようにする

今回はこの二点だけ、覚えていただければ大丈夫です

以下では、それぞれについて詳しく説明していきます。

学校配布の問題集/ワークを3回解く

学校の定期テストは、基本的には学校配布の問題集/ワークの問題を完璧にマスターすればOKです。

定期テスト前には学校から課題として最低1回は範囲となる問題を解くことが求められます。

でも、1回で完璧になる人はほとんどいません。

以前、3・3・3学習法の記事でも説明したとおり、何事も3回繰り返すことで、おおかた身に付けることができます。仮に3回やってもできないようであれば、理解がしっかりできていないことに原因があるはずですので、その場合は改めて教科書に戻って復習をします。

実は、定期テスト前に3回も問題集/ワークを繰り返している生徒は多くありません。でも、それさえすれば、必ず目標以上の点数は取れます。

勉強に苦手意識を持っている場合、「いきなり3回もやるのはちょっとハードルが高すぎる」と思われるかもしれませんので、その場合は最低でも2回は繰り返してやることをまず最初の目標にしましょう。

さて、その次は計画づくりです。

こちらがその全体像です。大きく3つのステップになります。

まず、テストの範囲が発表されたら、あるいはされる前に、今回の範囲となる問題集/ワークのページ数を数えます。例えば今回、仮に15ページだとします。

3回解く必要があるので、3倍します。結果、繰り返しも含めて合計45ページを完了する必要があることが分かります。

続いて、テスト1日前までの残りの日数を確認します。仮に今回は土日も含めて10日間あると想定します。

そうすると、テストまでは、1日あたり4~5ページを完了させれば良い、となるわけです。


①理解・暗記→②解く→➂できなかった理由をみつける→④できるようにする

次に、具体的にどのように問題集/ワークを進めていくべきか、ということを説明します。

①理解・暗記

まずは問題集を開く前に、該当単元の教科書を読みます。ここでしっかりと理解をします。

どうすれば理解できたと言えるか、というと、目指すべきは「他の人に説明できるくらいまで」が理想です。

読んだ内容を、教科書を見ないで自分で説明してみてください。説明するのが難しい場合は、理解したことを声に出すか、書き出してみましょう。

この際、面倒でも必ず声に出すか書き出すことが大事です。心の中で「思う」というのでは不十分です。

この際、暗記するべき事項があれば、一緒に暗記もします。

②解く

次に、教科書を閉じて、問題集/ワークを開いて下さい。実際に問題を解いていきます。
この際、注意点としては「教科書は開かない」ということです。

1回目に解く場合の目的は、全ての問題を解けることではありません。「何が理解できていないか」、「何を覚えきれていないか」を見つけることが目的だからです。

この際、333学習法でも説明したとおり

ラクラク正解することができたもの/理解することができたものには「◎」
なんとか正解することができた/理解することができたものには「〇」
すごく手こずったものには「△」(例えば、正解は間違っていたけど、解き方の方法は合っていた、等)
全く手が付けられなかったものには「×」

という形で印をつけておきます。


➂できなかった理由を考える

次に、マルつけが済んだ段階で、できなかった問題を確認します。
ここでやってもらいたいのは、答えを写すことに加え、「なぜできなかったのか?」について一つ一つ理由を考える、ということです。

例えば数学で、以下の問題が解けなかったとします。

次の数量を式で表しなさい
 分速xmでy時間進んだときの道のり

ここで、「できた」、「できなかった」だけでみるのではなく、なぜできなかったのか?かを見極めることが大事です。

例えば、

「速さの公式を覚えていなかった」からできなかったのか、

「速さの公式を使うことを思いつかなかった」からできなかったのか、

「速さの公式に問題文で出てくる数字、文字を当てはめられなかった」からできなかったのか、

「計算ミスをしてしまった」からできなかったのか、

「単位を揃えるのを忘れてしまった」からできなかったのか、

「単位を揃える際に計算ミスをしてしまった」からできなかったのか、

「できなかった」と一言にいっても理由は様々です。ここを特定することが、勉強を進める上での肝になります。

④できるようにする

ここまでで原因が突き止められたら、あと一息です。

「速さの公式を覚えていなかった」からできなかったと分かれば、教科書に戻ってもう一度理解&暗記する

「速さの公式を使うことを思いつかなかった」からできなかったと分かれば、どのような時に速さの公式を使うかを理解する(e.g. どのようなキーワードが出てきた際に使うか)

「速さの公式に問題文で出てくる数字、文字を当てはめられなかった」からできなかったと分かれば、分かっていることを書き出してみる(→演習不足)

「計算ミスをしてしまった」からできなかったと分かれば、見直しをする/計算する力をつける

「単位を揃えるのを忘れてしまった」からできなかったと分かれば、単位の関係を改めて理解し直す

「単位を揃える際に計算ミスをしてしまった」からできなかったと分かれば、見直しをする/計算する力をつける

といった具合に、できなかった原因を取り除いていく作業を行うだけです。

「何を今更当たり前のことを」と思われるかもしれませんが、このシンプルな作業をやり切れれば、必ず結果はついてきます。

更に良いお知らせです。

この一連の、
①計画を立てる

②現在地を知る(ぶつかっている壁を見極める)

➂壁の越え方を考える

④もう一度試してみる

という作業は、誰でもでき、中学の勉強だけでなく、高校、大学、社会人になっても使えるスキルと思います。

是非、次の定期テストでは試してみられたらいかがでしょうか?

➂の「できない理由を考える」というところは、最初はなかなか自分一人で行うことが難しく感じることもあるかと思います。その場合、学校の先生や塾の先生等に相談して、見極めをしていただくのが良いと思います。


以上、今回は定期テストの攻略法についてご紹介しました。

勉強を進めていく上では、しっかりとした計画を立てる、全体像を理解して進める、理解を重視する、「どこでうまくいっていないのか?」を考える、といったことが大事です。

受験勉強をはじめとして、勉強を進める上でのお悩みがあれば、是非一度sakanoueにご相談下さい。
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