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最近触れて良かったものたち

こんにちは。さかなです。
お久しぶりです。

年明けからなんだか心身ともに落ち着かない日々を送っておりました。
感じたこと、思ったこと、綴りたいことはたくさんあったのですが、マイナスなパワーが強く出すぎちゃいそうだったので、自分の感情ぐちゃぐちゃノートにひっそりと綴っていました。

ちょっと落ち着きを取り戻してきたので、またのんびりと書いていこうと思います。

今日は、私がここ数か月で触れてきたよかったものたちについて書こうと思います。
すっごい個人的な趣味、感想です。のんびり読んでもらって、自分もこれ好きだなとか、へ~って思ってくれたら嬉しいです。

〇『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』(Wonka)

昨年のクリスマスに英文科時代の友人と観てきました。
彼女は洋画好きで、一緒に大学の図書館で「グレイテスト・ショーマン」を観た思い出があったので(映画見たりしていい場所があるのです)、予告を見た時から一緒に観に行きたいなぁと思い、行ってきました。

夢を持つ、ってやっぱり良いな、素敵だな、と前向きな勇気をもらえる映画でした。
そこ?って思われそうですが、ウォンカが労働で縛り付けられる環境から逃れるために、自分の代わりに犬を上手く使って、工場化させて自分の時間を得て、自分が本当にしたいことをする(=チョコレートを売りに行く)シーンがあるのですが、そこが私は印象に残りました。

やりたいことができなくなっても、自ら動いて環境を変えて、やりたいことに向かっていく。
コミカルに描かれているし、サラッと流れていく場面だけど、それって強い意志や情熱があってこその行動で。
そんなパワーで夢に向かっているウォンカの姿にぐっときました。

〇『君の名前で僕を呼んで』(Call Me By Your Name)

またまたティモシー・シャラメ主演作品です。
Wonkaを見て、すっかり虜になってしまいました。

美しい。の一言に尽きる映画でした。
主人公のエリオは17歳。あの頃にしか感じられない葛藤とか、みずみずしい感情が繊細に表現されていて、胸がずっとヒリヒリして、でもすごく美して癒される作品でした。
まっすぐで、まっすぐ過ぎて脆くて、未熟だからどうしようもできなくて、純粋な心の揺らぎがいっぱい詰め込まれていました。

大人になるといろんな経験をして、喜びにも悲しみにもだんだんと慣れてくる。心の免疫がつくから強くなれるけど、この初めて何かを感じた時のこと、忘れたくないなぁって思いました。
そしてそんな揺らぐエリオを見守る、エリオの両親や友人、人の感情とは関係なくあるがままの自然が素敵であったかくて、愛を感じました。
避暑地でのお話なので、夏が恋しくなりました。
また夏に観たいなあ。

〇舞台『ジャンヌ・ダルク』

年末に初めて舞台を観に行きました。
ジャンヌ役が清原果耶さん、シャルル7世役が小関裕太さんでした。
お二人とも、見ていたドラマで知ってから好きな役者さんです。
ジャンヌ・ダルクに関しては、「世界史で習ったけどどんなお話だったっけ、勇敢な少女のお話だったよなあ」くらいの記憶だったのですが、このお二人の演技を目の前で見れるのすごくない?と思って行ってみました。

初の観劇だったのと、演技というものに興味を持って行ったので、今回は内容というより、役者さんたちの演技している姿に圧倒されました。
席がかなり後ろの席で、表情が見られなかったのが残念だったけれど、声や空気、アクション等、本当すごくて。個人がどれだけ練習して、舞台を皆さんで創り上げたのかと思うと、すごいことしてるなあと思いました。

今までドラマや映画を見ていても、演技というものにあまり関心が無かったのですが、社会に出て働き、仕事というものに向き合う中で、ふと、役者さんってすごいなと思いました。
セリフとか音楽とかもそうだけれど、セリフや楽譜を覚えるのがまず大変だし、そこから自分のものに落とし込んで、自分なりの色をだしていくって本当、命を使うことだよなって。
しかも色んなことを知ったり、引き出しがないと表現できないことってたくさんあると思う。
様々なことを学び、想像し、理解しようとする姿勢がないとできないお仕事だよなと気づいてから、役者さんと演技というジャンルの芸術の素晴らしさに魅力を感じるようになりました。これまで何にも思わず見ていた自分がちょっと恥ずかしくなった。

果耶ちゃんジャンヌ、本当に格好良くて、惚れました。


他にも書きたい良かったものたちいっぱいあるのですが、長くなったので一旦この辺で。また後日書こうかな。


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