エナジードリンクに力を吸い取られる

エナジードリンク。

エナジーとエネルギーの違いはなんだろう。 「エナジー(energy)」は英語、「エネルギー(energie)」はドイツ語で、どちらも同じ意味の言葉らしい。 日本語に訳すと「力」「元気」「動力の源」である。

解説するほどでもないが「エナジー(力)」と「ドリンク(飲み物)」なのだから、つまり飲むと力が出るものだということが一目瞭然。

エナジードリンクが大好きで気がついたら飲んでいる。

あの化学的なスッキリとした味が美味しいし、プラシーボ効果はもちろんあると思うがカフェインや栄養分で元気になる(ような気がする)。

※プラシーボ(プラセボ)効果とは、偽薬効果とも呼び、本来は薬効として効く成分のない薬(偽薬)を投与したにもかかわらず、病気が快方に向かうこと。思い込みの力が状態を変化させることなどを意味する。

ところが、「エナジードリンクにエネルギーを吸い取られているのではないか?」と最近疑うようになった。

エナジードリンクは元気の前借り、またはキツさを麻酔するものだと思っている。

学生時代、徹夜で勉強する際にカフェインがたっぷり入ったエナジードリンクを飲んでは、睡魔を飛ばしていた。もともと睡眠があまり得意ではなく慢性的な睡眠不足で、社会人になってからもエナジードリンクに頼ることはしばしばある。

「いやいや、エネルギーを吸い取っているのはエナジードリンクではなく、根本的な原因は睡眠不足なのでは?」と思われるだろう。確かにそうかもしれない。しかし、エナジードリンクは睡眠の邪魔をするので、間接的にエネルギーを吸い取っているのだ。

エナジードリンクに含まれるカフェインは眠気をなくす作用があるが、同時に不眠という副作用がある。眠れない→睡眠不足→エナドリを飲む→さらに眠れない→さらに睡眠不足→さらにエナドリを飲むという悪循環に陥る。

それに、エナジードリンクのせいで金銭力も吸い取られている。例えばレッドブル355mlは315円(税込み)で毎日飲んだとすると、30日で9450円、一年で114975円だ。十万あれば近隣の海外旅行が出来そう。安いお金ではない。

エナジードリンクがエネルギーを吸い取っているかもしれないという仮説が分かっていただけただろうか。よし、エナジードリンク飲むのを辞めよう。

・・・プシュッッッ!ゴクゴク!うまあ!!!

ちなみに、ミーハーでブランド力に惑わされているのもあって、レッドブルが一番美味しいよ。

最後まで読んでくれてありがとう。 良かったらポチッと「スキ」を押したり、思ったことをフラッと「コメント」いただけると嬉しい。 もしサポートいただければ生きるために使うね。