M-1の大ファンがM-1グランプリ2023を初めてリアタイ採点してみた
本記事、M-1の翌日から書き始めて、翌々日には完成していたのですが、なんだか公開するのを躊躇って公開控えてました。ですが、せっかく書いたしM-1タグの記事数を増やす意味でも放出してみます。
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はじめに
タイトルの通りで、昔からお笑いが大好きです。
振り返って強く影響を受けたところで言うと、「元気が出るテレビ」「ごきげんテレビ」「生ダラ」「みなさんのおかげです」「ごっつええ感じ」「ガキ使」「めちゃイケ」「オンエアバトル」という良くあるTV世代といったところでしょうか。(だいぶ書き漏らしていそうではありますが)
M-1は1回目から今回まで全回当日もしくは翌日に視聴をしており、特に中断前の大会は頻繁にDVDを借りて繰り返し視聴しているくらい好きです。
SNSの発達に伴い採点に関していち視聴者が色々言うのを目にする機会が多くなりました。好き勝手言うのは簡単だけど実際に審査員のようにリアタイ採点したらきっと大変なんだろうな、という興味があったので初めてやってみました。なお、素人が批評っぽいことをしても痛いだけだと自覚しつつも、好きだとつい熱を持って感想を書いているつもりでも批評っぽくなっちゃうことも良く分かりました。あくまで素人の感想です!
気を付けはしましたがなんだか偉そうに見えたら申し訳ないです。芸人さんのことは心から尊敬していますし、彼らがいなければ自分の人生の日々のストレスの基準値が今より高いレベルにあるのは確実ですので救われてます。
採点のルール
・採点は審査員の点数が表示される前に一時停止して行う
(今回は翌日の早朝2時半から録画で見ました)
・全組差を付けるにはこだわらない
・点数のレベル感は過去のM-1の雰囲気&納得感も反映させる
・初期からのファンなんで90点ラインはやや厳しめに
というわけでやってみました。
なるべく批評チックのトーンを消す自衛策で感想は簡潔に3行としました。
1組目:令和ロマン
94点 確実に決勝に行くべきレベルということでこの点数
過去回と比較して決勝進出確定レベルなので93点以下はありえない
ボケ数、1つ1つのボケのクオリティ、キャラ(演技)、全てがハイレベル
個人的に昨年敗者復活で1位だったので、今回もし決勝行けなかったら酷
2組目:シシガシラ
89点 90点台ってことはないよなぁ、というイメージ
ハゲネタ1本だと振り幅を感じにくいのでいくらなんでも厳しい
出番前の控室のやりとりが相当に滑っていたのでイメージ悪かったかも
後で見た敗者復活はとても面白かったので確かにあのネタ見たかった
3組目:さや香
91点 決勝は間違いないだろうけど、令和ロマンとは3点くらいの差か
上手いしもちろん面白いけどネタとボケに独創性をあんまり感じなかった
途中から演者と自分のテンションが離れていってのめり込めなかった
恐らく自分が関西人だったらこれが最高!となっていた気がする
4組目:カベポスター
90点 シシガシラ以上さや香以下と思ったのですでにここしかない
前回よりも着眼点も展開もずっと良く感じた
設定も面白いし構成も巧みでやはり漫才巧者だなぁ、と
でも面白い以上に上手いとなるから爆発は難しい芸風な気がする
5組目:マユリカ
91点 カベポスター以上だけどさや香は超えてないよね、と
キャラと掛け合いの完成度が高くてだいぶ面白かった
この段階でさや香は92点だったかなと早くも採点の難しさを知る
頼むから令和ロマンの点数を超えるな!と心底願った(良かった)
6組目:ヤーレンズ
93点 94点と悩むがトップよりは出番がやりやすそうなので
冒頭からラストまでデフォで面白いボケの存在が素晴らしい
ボケ数とテンポ、1つ1つのクオリティの高さはノンスタのよう
予想通り令和ロマンを超えてきて、早くも令和ロマンが崖っぷちに
7組目:真空ジェシカ
92点 自信を持ってさや香以上のヤレロマ以下
大好きな真空ジェシカの芸風が王者に向けどんどん照準が合ってきてる!
A画館関連のネタは想定内過ぎたけど、それ以外の独自性がやはりヤバい
ボケ数とテンポがM-1向きじゃなさそうなのがファンとしては悔しい
8組目:ダンビラムーチョ
87点 シシガシラより明確に下だから2点差にしておこうかな
あれだけ時間を使ったらバカウケしないとさすがに致命的
そもそも歌ネタそのものが安定ウケするけど爆発しにくいのかも
4分間の漫才って競技化が進んでいるよなぁ、などと思った
9組目:くらげ
86点 ここまでのところの最低点ということで迷わずこの点に
ネタに一切独創性を感じず、同じパターンを繰り返されてもなぁ
ボケまでに長尺を使いつつボケも全て想定の範囲内では厳しい気が
令和ロマンが崖っぷちなのであまり良くなくて嬉しいという謎の状況
10組目:モグライダー
88点 たまたま空いてたからここに置いてみようかな
観客層を考慮しない曲選は個人的に悪印象。天体観測が限界では?
普通に進行したせいでともしげの面白さが半減していたような
ダンビラムーチョとシシガシラと比べてどうなのかもはや分からず
ファーストラウンドまとめ
自分の付けた点数は以下となりました。
個人的には振り返っても違和感がない並びとなりました。
ただ、後半でもうひと盛り上がりあったら横並びっぽくなってたので、点数のばらけ具合に関しては完全に結果論でした。
①令和ロマン 94
②シシガシラ 89
③さや香 91
④カベポスター 90
⑤マユリカ 91
⑥ヤーレンズ 93
⑦真空ジェシカ 92
⑧ダンビラムーチョ 87
⑨くらげ 86
⑩モグライダー 88
最終決戦
1組目:令和ロマン
メチャクチャ面白い。これはもう確実にチャンピオン決定
縦横無尽に舞台を使いつつ、全ボケ確実にクリーンヒット
M-1ネイティブ世代だけあって研究が進んでいるなぁと感動
2組目:ヤーレンズ
メチャクチャ面白い。どっちがチャンピオンか全く予想できず
最後のベンジャミンバトンの締めの分だけヤーレンズがリードか
やや劣るさや香が礼二+ともこ+1票で王者になったらどうしよう
3組目:さや香
去年のウエストランド以上の独演状態で見る側は置いてけぼり
ともかくやりたいネタだったという話を聞いて好感度急上昇
確かにオモロい人が一般人に合わせなかったらそりゃズレるよね
令和ロマンとヤーレンズが非常に競って劇的に令和ロマンが優勝。
ヤーレンズは2回くらい滑舌が悪めのところがあったので、
もしかしたらそこでスコンと受けなかった分差が付いたのかも。
ラストも紙一重でしたし、今回も素晴らしい大会でした!
審査員の審査一覧
この点数を見てあーだこーだ考えるの好きなんですけど、長くなるので割愛します。M-1後の記事で一番好きなのは「TVおじゃマンボウ」の頃からTVウォッチャーとして活躍している毎年恒例の堀井さんの記事です👇
繰り返し天を仰いでいた松本人志 2023年『M−1』全体動向を決定づけた松本の「ひと言」とは(堀井憲一郎) - エキスパート - Yahoo!ニュース
リスペクト含みであーだこーだ考察しているものは好感が持てますよね。
おわりに
というわけでやってみました。お笑いは昔から大好きだけど深い考察とかはできないので記事を公開するのは初めてですが、noteの記事数がトレンドの判断の1つのようですので、少しでもM-1の盛り上がりに貢献できればということで公開してみました。普通に見るより面白さに深みが出たような気がしないでもないので、他の賞レースでもやってみようかしら。(基本的に全部見てますし)
おまけのおまけ
メインの趣味はいつだってゲーム制作です!
ギャグ路線のゲームということでぜひ以下を遊んでみてください!
10万再生された実況動画もあったりして、微妙に流行りました!
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