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自作ゲーのコンテスト・イベント情報まとめ

皆さん、おはこんにちばんは富井サカナです。
本日は自分向けに調べた情報のお裾分け的な記事となります。

はじめに -まとめようと思ったきっかけ- 

私は「ゲーム制作してます」と胸を張って言えるようになってからは
まだたった1年半くらいの駆け出し中の駆け出しの新人ゲ制者です。
公開したゲームはまだたった2つ。
コンテスト?参加歴についても、
まだ以下の2作で2020年のティラノゲームフェスに参加しただけ。

見事に部門賞(脱出・探索ゲーム部門 優秀賞)を受賞しました!わーい!


こっちも見事にスポンサー賞を受賞しました!わーい、出木杉くん!!


で、今年も同フェスに参加しようと思って新作ゲームを制作中ですが、
今年の同フェスではグランプリおよび各賞の表彰は行わないことが
開催と同時に4月の段階で発表されました。
前作レトロゲーの『エレベーター』は公式の部門賞を受賞したので、
今回は更に上を目指すぞ!と意気込んでいたので個人的には少し残念。
(一方でフェスと表彰はそぐわないのでOK!という意見も多くあります)

とはいえ「とにかく面白いゲームを作りたい!」が根底にあるので、
それはそれとしてあまり気にせずに一生懸命頑張っていたところ、
制作中の『修学旅行』がかなり面白い感じになる手応えが出てきました。
詳細については以下のゲ制デーでアップした記事をご参照ください!


どうです?楽しそうですよね? 楽しそうと言って!


思いのほかアイデアを詰め込みまくり、ボリュームも膨らんできた。
これはせっかくだからよりたくさんの人に遊んでもらいたいし、
なんだったらどこかで賞とかもらえないかなとスケベ心も出てきました。

というわけで8月末に完成している前提で
ティラノゲームフェス以外に何か申し込めるコンテストないかな?
と思って最近調べ始めてみたのが今回記事のきっかけとなります。

以下は調べた内容のお裾分けとなりますのでご参考になれば幸いです。
引用(背景ハイライト付き)での記載箇所は客観情報となります。

※情報には転記ミスなどが含まれる可能性があります。
 特に応募要項などの重要情報は必ずご自身にてご確認ください!
 何かあっても私には何の責任も取れませんのでその点はご了承ください。

※リンクは原則として最新回の開催要領ページとなります。



■ティラノゲームフェス

・開始年
  2016年
・主催・運営者
  シケモクMK氏(ツール開発者)
・使用可能ツール
  ティラノスクリプト(ビルダー)
限定
・締め切り時期
  8月末
・結果発表時期
  12月末(過去は12月~3月と振れ幅あり)
・直近参加作品数
  545作⇒受賞作は公式155作品+スポンサー賞
・表彰
  スポンサー賞のみに変更?
  (過去はグランプリ、部門賞、佳作などあり)
・審査
  主催者にて総合的に実施
・制約など
  受付期間(過去は当該年の1月1日)前の投稿作はエントリー不可
  1人につきエントリーは3作品まで
  特定条件の他コンテスト向けに制作・応募したものは参加不可

心のふるさと、我らがティラノゲームフェスです。

自分が思う特徴としては
・開発ツールの特徴通りノベルゲームの割合が高いコンテスト
・もらえる感想の数が多め、感想の内容が非常に制作者に優しい
・ファンアートという有難すぎるものまで頂ける可能性がある
・場合によってはスポンサー賞なんてものまで頂ける可能性がある
・コメントキャンペーンやバーチャル会場など盛り上げ要素が満載
でしょうか。

これはもうティラノで作ったら基本的には出しておきたい感じですね。
今年も会いましたね!的な感覚で年に一度は再会したいようなイメージ。
公開作品のDL数もフェスの参加不参加で大きく変わりそうです。

以下、自分のを含めていくつかまとめ記事です。
自分の感度が高いだけという可能性は否めませんが、
以下のように推しゲー・おススメ情報が多く出回る印象です。



■WOLF RPGエディター コンテスト

・開始年
  2009年
主催・運営者
  Smoking Wolf氏(ツール開発者)
・使用可能ツール
  WOLF RPGエディター限定

・締め切り時期
  7月中下旬頃
・結果発表時期
  8月末頃(作品数により前後)
・直近参加作品数
  83作
⇒1位から40位まで順位付け(例年半分程度まで順位付け)
・表彰
  総合順位は1位から中位まで。部門別も上位は順位付け
・審査
  一般ユーザーの投票時の評価点により順位付け
  「熱中度」「斬新さ」など6項目の点数×平均重視度を基に算出
・制約など
  
受付期間(過去は7月中旬頃)前の公開作はエントリー不可
  投票期間終了まではゲーム投稿サイトへの投稿不可

私はティラノゲームフェスより前から慣れ親しんでいるコンテストです。

自分が思う特徴としては
・開発ツールの自由度を反映してジャンルの多様性が高い
・プレーヤーが項目別に採点してくれるのでフィードバックが得られる
・明確に1位から順に点数とともに順位付けされる点で一番ガチな雰囲気?
・ウディタを使う都合上、よわよわスクリプターには敷居が高め?
でしょうか。

長年ただ遊んでるだけなのでいつかは出てみたい感じですね。
ただ、ウディタを使えるようにならないといけないという高い壁が。

☟ちなみに先日こんなYoutube動画を見つけました☟
貴重な喋るSmokingWOLFさんだ! 内容も物凄く興味深かったです。
(興味深いチャンネルだったので即登録しました!)


とんでもなく素晴らしいと感じたレビュー記事も以下に貼り付けます。
このまとめは本当に素晴らしい。自分には決して真似できないですね。



■ニコニコ自作ゲームフェス

・開始年
  2013年?
・主催者
  株式会社ドワンゴ(プラットフォーマー)
・使用可能ツール
  RPGツクールMZ・MV→ゲームアツマールに投稿
  その他ツール⇒ニコニコ動画に動画形式で投稿
・締め切り時期
  8月末
・結果発表時期
  不明(10月~11月頃?)
・直近参加作品数
  370作超
⇒受賞作はのべ100作
・表彰
  部門賞など多数
・審査
  主催・共催者にて総合的に実施
・制約など
  応募方法がニコニコ・アツマール不慣れ勢にはちょっと特殊

企業が開催している中では恐らく一番有名なコンテストです。

自分が思う特徴としては
・コメント投稿機能も手伝って(?)アクティブプレーヤーが最も多い印象
・ツクール系の作品が多数を占めているような印象(印象だけかも)
・ジャンルはやはりRPGベースが多め?
・上位入賞は結構な額の賞金が出たり商業展開の可能性あり
でしょうか。

なんとなく敷居が高そうなイメージなので力作を作って出す感じですかね。
勢いでRPGツクールMVを購入したので、そのうち試しに参加したいかも。
あんまり入り浸っていないので、正直相当いい加減な印象しかないです。
誰か詳しい人にどんなもんか詳しく教えて欲しい!(徐々に調べます)

結果発表後の4gamerの記事が以下です。なんかカッコ良くて憧れますね。

とりあげたコンテストでは一番規模が大きいと思われますが、
関連情報があまり見つけられませんでした。
プレーヤーの発信欲をアツマール内で上手く取り込んで発散させてるとか?



■PLiCyゲームコンテスト

https://plicy.net/contests/7/

・開始年
  2015年
・主催者
  浮田建設株式会社(プラットフォーマー)
・使用可能ツール
  大抵OK
・締め切り時期
  3月末(前回開催)
・結果発表時期
  5月末(
前回開催)
・直近参加作品数
  作品数不明?
⇒受賞作は73作
・表彰
  部門別金銀銅賞+敢闘賞+準敢闘賞
・審査
  主催者+審査員にて総合的に実施
・制約など
  特になし

こちらも色々なところで名前を聞くコンテストです。

自分が思う特徴としては
・表彰の形式が部門で区切られており総合グランプリという概念がない
・ツールの制限がないのでコンテスト母体サイトの投稿ゲーム数が膨大
・優秀作はSwitchへの移植などを手伝ってくれる(たぶん)
でしょうか。

見たところ応募のハードルは低そうなので、試しに出したい感じですね。
あの名作バディコレもこちらのコンテストで過去にシナリオ金賞を受賞。

ちなみに公式サイトを見てみると、
受賞作の商品化事例として以下3点が挙げられていました。
Switchに移植とかなんだかメチャクチャ夢がありますねぇ。
野心家な方は是非狙ってみてはいかがでしょうか! 夢はでっかく!

■ヘルズ・ハイ・ハーモナイザーズ

■探光エスパシオ

■Buddy Collectionシリーズ



■新人フリーゲームコンテスト

・開始年
  2020年
・主催者
  新人フリーゲームコンテスト運営チーム(有志)

・使用可能ツール
  制限なし
・締め切り時期
  適宜(年に3回開催)
・結果発表時期
  
適宜(年に3回開催)
・直近参加作品数
  78作超⇒
受賞作は20作
・表彰
  グランプリ、準グランプリ、特別賞など
・審査
  主催者(+支援者?)にて総合的に実施
・制約など
  
1人につきエントリーは2作品まで
  大手コンテスト入賞者やシェアゲ300本以上販売者は上位入賞対象外
  審査の際のプレイ時間は全作品基本的に1時間以内

こちらは最近始まった、私の周りの界隈で良く目にするコンテストです。

自分が思う特徴としては
・年3回開催なので自分のペースで完成させて参加することが可能
・出資者募集+50%を賞金で還元という多人数を巻き込む面白い試み
・運営チームが有志なので割と目線が制作者やユーザーに近そう
 ⇒積極的に応募作の宣伝・広報配信を行っている
でしょうか。

ステータス的には私も余裕で参加資格も受賞資格もある感じです。
1時間以内にしっかり完走できるゲームが相性良さそうです。

ちなみに公式Youtubeでの情報発信がとても盛んなので、
自作を紹介してもらえたりすればテンションが上がりそうです。
自分にとっては以下の動画がとても興味深かったです。
ゲ制者としてとても勇気付けられるような内容でしたし、
ティラノ以外のツールも使ってみたいな、と興味が湧きました。



■その他コンテスト

自分が参加できる可能性がありそうなものを中心に?並べてみました。

■ウディフェス
ウディタ限定。非コンテスト形式。体験版可。2月締め切り。
⇒こちらで体験版を出してフィードバックをもらってから、
 7月のウディコンに出すとかいうのが良さそう。


■VIPRPG祭り
ツクール限定。率直な感想をもらうことが目的。基本年3回開催。
⇒率直な感想は人によっては魅力的だったり怖かったりしそう。
 VIP文化に慣れていない人が迂闊に手を出さない方が良さそう。


■ホラーゲームコンテスト
ホラーゲーム特化型。7月末締め切り。来年以降あるかは不明。
⇒2月から募集していたようですが直近初めて目にしました。
 ホラーゲームをタイミングよく制作された方は是非応募してみては?


■日本ゲーム大賞 アマチュア部門
大賞賞金50万円。ゲーム賞で表彰。ガチ中のガチコンテスト。
⇒こんな大会も今更発見。大学1年から人生やり直せるなら参加したい。
 ちなみにU-18の部もあるみたいで、そちらはゲ制版甲子園っぽい。


■集英社ゲームクリエイターズCAMP  オリジナルゲームコンテスト~
大賞賞金100万円+開発資金。商業ベースの開発をサポート。
⇒こんなのも発見。こちらはインディーのガチ開発者向けっぽい。
 規約は見ていないものの、賞金は権利と引き換えに近いかも?



おわりに -思い立ったが吉日-

ここでまとめているコンテストなどもいつ終わってもおかしくないです。
例えば多くの名作を輩出したコンテストパークは2008年に終了しましたし、
ふりーむゲームコンテストもつい最近、2018年に終了しました。

現在定期的に開催されているコンテストについても、
永続するはずがなくいつか終了する時を迎えるはずです。
宇宙だって終わりがある説が根強いくらいなのでそりゃそうですよね。

ゲームを作ってコンテストに出たい!という気持ちがあるのであれば、
先延ばしにせずに参加しないと後悔することになるかもしれません。
最後は完全に自分に対するコメントでした。
(第一目標のTGFには参加できたし、参加できて本当に良かった)


というわけで直近見つけたコンテスト情報をまとめてみました。
自分が参加できる可能性がありそうなものを中心に並べたつもりですが、
こんなのもありますよ!という情報があれば是非知りたいです。

今後はノベコレ・TGF以外でも自作を目にされるかもしれませんが、
その時は引き続き生暖かい目で見守って頂けますと幸いです。

以上、富井サカナでした。


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