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【ゲーム感想】LIMBO

この記事の文字数は約2,200字です!

おはこんにちばんは! 富井サカナです。
今回はインディゲームの感想記事となります。
以前Steamのセールで超低価格だったのでプレイしてみました。


1.どんなゲーム?

今回紹介したいのは、Playdeadの「LIMBO」です!!

👆公式サイトからゲーム画面が参照できます。

【制作】Playdead
【プレイ時間】3時間くらい
【ジャンル】横スクロールアクション
【KW】横スクロールアクション、パズル、ホラー、白黒
【筆者プレイ時期】2024年5月にプレイ
【筆者プレイ状況】クリア(実績未コンプ)

【あらすじ】
運命に逆らい、妹を探して少年は LIMBOの世界に足を踏み入れる。

【一言でいえばどんなゲーム?】
白黒のアートワークと惨死パターンの豊富さが印象的な初見殺しゲー


2.作品紹介

まずは簡単な紹介の前に、以下のPVを見るのが早いですね!
ゲーム中は文字情報も音声情報もないユニバーサル仕様です!

というわけで上記動画の通りです。
なのですが、本動画では全く映されていませんが、普通にプレイした場合は操作キャラである主人公少年のありとあらゆる死にざまを見ることになります。後にも触れますがその点はご留意ください。


3.良かったところ

・白黒のアートワーク
色彩が失われた世界はとても印象的でした。一部のシーンで先に進むのに必要なギミックが分かりにくい部分もありましたが、(恐らく)制作コストは落としつつも印象を高めるこの手法は効果的だったように感じました。インディならではという工夫を感じられましたし、手間や工数は抑えつつ受け手に与える印象は低下させないという観点は常に持っておかねばとも感じました。

・様々なパズル的ギミック
ACTを作れる技量も意欲もないのですが、様々なギミックが楽しめました。単純に様々なパターンがあったので、発想力が素晴らしいです。また、初見のプレーヤーに文字情報やチュートリアルなどもなくルールを理解させる手法が見事だと感じました。徐々に登場するアイテムを足していくところ、どんどん応用を加えなければならない難易度などもちょうどよく、プレーヤーの達成感に繋がっていたと思います。

・想像力を刺激する設定
「7 days to end with you」をプレイした時も感じたのですが、直接的な表現や提示する情報に制限を加えることでプレーヤーの考察・想像を促す手法はやはり効果的だと感じました。本作は妹を追いかけてこの不思議な世界に迷い込むというのが冒頭の導入となっており、ラストは印象的なシーンで幕を閉じます。プレイ後、様々な考察がなされていてなるほど、やはり考察がはかどるコンテンツは強いな!と感じました。

なお、自分は冒頭部分をすっかり忘れていて、プレイ中にHOTELの前を通るシーンがあったので、「なるほど!主人公は精子で誕生までの旅を描いたゲームなんだな。やたらと死にゲーなのは確率的に受精まで到達することがいかに奇跡的かを表現してるんだな。生まれてきたことに感謝しようという裏テーマがある素晴らしいゲームだな(ドヤ顔)」と勘違いしてました。全然違います。

・有難いオートセーブ
全体的に説明の少ないシンプルなゲームとなっており、セーブなどの仕様も良く分からなかったのですが、ありがたいことにオートセーブでした。次から次へと死ぬので助かりました。


4.改善できそうなところ

プレイ中に少しうーんと思ったのは以下のような点でしょうか。
改善することで個性が失われるようなものもあるので難しいところです。

・主人公が足が付く場所でも溺死するレベルでカナヅチ
・白黒でオブジェクトが判別しにくいことがある。
 (これ押せるの?これ浮くの?など)
・悲惨で壮絶な死に方を繰り返すので少し気が滅入る
 (轢死、感電死、溺死、圧死、墜落死なんでもござれ)
・もう少しこまめにオートセーブして!という場所がたまにある
・ちょっとギミックの難易度が高すぎると感じる部分があった


5.プレイを迷っている人へ

アートワークで興味を持たれた方にはオススメです。とはいえ、様々なパターンで惨死しまくりなので、その点については生理的に許容できる範囲かどうかは注意が必要と思います。悩んでいる方は以下で色々情報を見てみてはいかがでしょうか。

👆開発スタジオの訪問インタビュー記事

👆自分レベルだと攻略情報がなければ太刀打ちできない場所もいくつか


【各サイトの紹介記事】

絶妙なゲームバランスと印象的なゲームデザインは評判も高く、セール時は価格も非常に低くプレイ時間も短めなので、気分転換や頭の体操にもちょうど良いかと思います。プレイ時間は3~5時間といったところでしょうか。


6.おわりに

というわけで「LIMBO」の感想はこれでおしまいです。

本作、ACTジャンルなのでゲーム制作に直接的に参考になる点は少なかったですが、やはり世界的に大きなヒットを飛ばすゲームにはきらりと光るところがありますね。自分は絵もプログラムもスキルゼロなので文字情報での説明に頼りがちなので、「目で見て、少し動かせて理解させる仕様」は少しでも参考にできれば、と感じました。

というわけで今回はそんなところで失礼いたします。

以上、富井サカナでした。


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