食べやすい魚が食卓に並ぶ機会が増えれば、自然に子供たちはお魚を食べるようになるのではないか?と考えた件
みなさん、お魚は好きですか?
お魚、食べてますか?
メディアで「魚離れ」の話題が出るたびに、
「日本人は魚が嫌いになってしまったのだろうか?」
「最近の子供は魚を美味しいと思わないのだろうか?」
と疑問に思っておりました。
ということで、今回はこの「魚離れ」という現象は何なのか、私たちにできることがあるのか、を真面目に考えてみたいと思います。
魚離れの現状
まずはどのくらい魚離れが進んでいるかのデータを見てみましょう。
こちらのグラフにあるように、一人当たりの魚の消費量は2001年度をピークに下がり続け、2011年度には肉類と逆転しています。やはり、子供は魚よりもお肉の方が好きなのか!?と思いきや、次のデータを見てびっくり。
全ての年代において摂取量が減少しています。
子供だけの話ではないようです。
どういうことなのでしょう?
魚を食べる量は増やしたいと思っている
グラフを引用した令和2年度の水産白書では、意識調査の結果も掲載されています。それによりますと、6割の消費者が魚を食べる量や頻度を増やしたいと考えているとのこと。
価格の高さや調理の手間等がネック
今回参考にした水産白書においては、ご魚介類をあまり購入しない要因が次のようにあげられていました。
健康のために魚を食べたい
と思っているが、
価格が高い。
調理の手間がかかる。
食べたい魚介類が入手しにくい。
調理方法を知らない。
という理由でお魚が選ばれなくなっている、ということのようです。
魚が嫌いになったわけではないのですね。
そして、『料理者・購入者の負担感やマイナス特性の解消、手軽でおいしい調理方法や新 製品の開発・普及、健康増進効果や旬のおいしさといったプラスの商品特性を活かした情報 発信等が必要となっています。』とあります。
確かに、
は、私たちのような「魚屋」のお手伝いで解決できそうな気がします。(*価格の高さは何とも…)
子供達はお魚が嫌いなわけではない
少々データは古くなりますが、平成20年度の水産白書では、子供は魚が嫌いなわけではないというデータが示されています。
ただ、魚が嫌いな点として、「骨があるから苦手」ということがあるようです。
子供は魚の食べにくさが苦手なのであって、味そのものが嫌いということではなさそうです。
子供の魚離れの原因は親のライフスタイルの変化?
このように見てきますと、子供の魚離れが進行する要因は、親のライフスタイルの変化なのではないかと思われます。
健康のために子供に魚は食べさせたいと思いながらも、調理時間がない、調理方法がわからない、などの理由で食卓に魚料理が並ぶ機会が減ってきているということなのでしょう。
食べやすい魚が食卓に並ぶ機会が増えれば、自然に子供たちはお魚を食べるようになるのではないか、と思います。
温めるだけで食べられる魚料理を作ろう
ならば!ということで小さな魚屋の私たちは考えました。
これ以上ないくらい簡単に出来上がるお魚メニューです。
それが、湯煎で温めるだけで食べられるFISH DAY!(フィッシュ デイ)
〈POINT!〉
☆骨は外して食べやすくしてあります!
☆品質は落とさず、旬の魚を使うことで価格を抑える努力を致しました。
☆つけ合わせのお野菜は近隣の農家の方が心を込めて作られたもの。上質で鮮度抜群です。
☆さらに、調理に使用したお魚の栞がついています。
小さなお子様にもご興味を持っていただけると良いなあ。
皆様のお役に立てる商品を続けていきたいと思います。
最後にお願いです。
「こんなものがあったら良いな」というものがありましたら、ぜひリクエストをお寄せくださいませ。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。