対魚トレーニング

・切り身は食べれるけど頭がついてるとダメ

・ウロコを見るだけで鳥肌が立つ

・骨が口の中で引っかかることを想像するだけでおえっとなる


こんなお悩みをお持ちの方は多いのではないでしょうか?


では魚を食べなければいいじゃないか、そうおっしゃりたいのもわかります。でもね、魚を避けて生きることは現代社会においてとても難しい。ツイッターを1日開かないでいることくらい難しい。

そこで、今回は魚を克服するために、今すぐ取り組むことのできる3つの対魚トレーニング方法をご紹介します。

1. 名前を呼んでみる

魚が苦手とはいえ、名前を口に出すのも嫌だ!という人はいないのではないでしょうか。魚、といっても大きい魚、小さい魚、赤い魚、青い魚、いろんな種類があります。「魚が苦手」と思っている方は「特定の魚での失敗」によって「すべての魚が苦手」というふうに変換してしまっている場合がほとんどです。

魚といっても250,000種類にも分けることができ、さらに生まれる場所、食べているもの、水の質などで個体差があります。ひとえに魚といっても全てがあなたの苦手な魚ではないかもしれませんよ?

鮪、鯵、鰤、鯖、鰆、鯨…。最後は魚でなく哺乳類でしたが。名前をあげてみるとみんな特徴も大きさも味も違いますね。こうしてみると、一匹一匹の種類が見えてきて、あなたの本当に苦手な魚がどれで、平気な魚もいるってことに気づけるかもしれません。

2. あえて食べてみる

「私は魚が苦手」、「嫌な気持ちになるのが怖いから出来るだけ食べない」そんな思い込み(=マインドブロック)が強い人こそこの方法をお勧めしたい。調理法はなんでもいい。焼くだけでもいいし、下準備をして煮魚にしても良い、刺身にしても良い。とにかく一度口に入れてしまうということが大事。食べてみると「あれ?意外と平気かも?」となることがほとんどです。ほらね、魚は怖くない。怖くない。

3. 無理に克服しなくても良い

ここまできてどういうこと?と思う人もいるかもしれません。でも、とても大切なことです。魚が苦手、ということはあなたの個性だし、人に言われて無理やり克服することではありません。仮に心に嘘をついて魚を好きだ、とがんばってもいつか限界がきます。魚が苦手でもあなたがあなたであること、あなたの価値に変わりはありません。

最後に

一番大事なことは、「魚は魚である」ということを思い出すこと。苦手意識が強くなるほど、気にしてしまう。しかし思い出してほしい。魚はあなたを傷つけない。魚はあなたのことをさほど気にかけていない。もし魚に対する負の感情が湧いてきたときにはこのことを思い出すことで心も少し楽になるのではないでしょうか。

敬具

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