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二の丑と平賀源内記念館



今年2022年の土用の丑の日は7月23日土曜でした。
今年は2回あり、2回目は二の丑(にのうし)と言いますね。

氷で活き〆した鰻

二の丑は8月4日木曜日です。

2020年7月・某パンフレットの撮影の様子・さばいてました‥

鰻のさばき方と焼き方

西日本では腹開きが主です。

開いて焼いていきます。
関東の焼き方だと串を打って素焼きし、蒸してタレ焼きだったな?
当店の場合は串を打たず焼く手法でした。

穴子もそうですが皮から焼いていくのですが、
この鰻の場合、串を打って無い為
皮側へ反り返るので一旦、身の方を軽く火を通してから皮を焼いていきます。

皮の方をバリッと焼いてタレを塗り‥
開きたては尾の方が反りやすいけど、そのまま焼いてOKです。

両面2回タレを付けて仕上げにもう1回
皮の方をバリッと焼いてタレを塗り‥

開きたては尾の方が反りやすいけど、そのまま焼いてOKです。

完成です。

仕上げにもう1回

【特注の無添加の醤油で作ったタレは当時好評でした!】

配送の場合は翌日、タレで真っ黒になるので手前くらいの付けでいいかな。
その隣のは当日食べる用の色になります。


鰻の旬

その土用の丑の日ですが、由来はご存知かと思います。

夏の土用の丑には「う」の付くものを食べればよいとされ、
江戸時代、夏に売れない鰻を魚屋がどうにかして欲しいと平賀源内に相談し
『土用の丑の日に鰻を食べると滋養になる』という看板を出せと言って繁盛させました。
これが始まり。

ここで、ウナギって夏じゃねーの?と なりますが…


この土用の丑の日が定着しきって現代人はウナギ=夏と思っています。

しかし
鰻の旬は秋~冬です。

夏の暑い日に熱い鰻が売れないので魚屋が相談したのでしょう。
ま、脂が良くのってるので夏でも全然美味しい。

因みにアナゴは、年中ありますが梅雨の雨を飲んで脂がのると言われてる初夏~秋頃です。
ハモもこの時期。
長いモノ=夏ってイメージになってしまいますね‥

平賀源内記念館

先に出てきた平賀源内ですが、

知っての通り医者であり学者であり発明家、画家としても有名。
丑の日の看板とかコピーライター。
長崎で油絵に出会い日本で初めて西洋画を書いたと言われ
現代で言うマルチクリエイターですね。

平賀源内

香川県さぬき市志度(しど)にある平賀源内記念館があります。

館内には平賀源内の遺品の中でも有名なエレキテルの現物が展示されていたり、からくり掛け軸など、あの時代にこんな物良く作ったものだ。
と思うような物ばかりです。

私も1度行きましたが面白くて見入るものばかりでした。

次の日TVニュース番組で(ローカル)
『源内記念館○○○万人目の来場者!』と観ました。

タイミング良く私ではありませんでした。

外観

機会があれば是非。
面白いですよ。

平賀源内記念館
〒769-2101 香川県さぬき市志度587−1


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