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ジェンダーを学ぶことは、"男性"のアイデンティティーを一度壊すこと。

ジェンダーについて学ぶこと。
それは多くの男性にとっては、今まで生きてきた「男性」の地盤を一度壊す行為で、無意識の加害と暴力に気付いてしまう。
足元にあった今までのアイデンティティーが揺らぎ、不安になり、何が正しいのかわからなくなる。
そのあとに襲ってくる罪悪感や喪失感、目の前に広がっている横暴な「男性社会」が透けて見えてしまい、それでもそこで男性として生きていかなくてはいけないことに絶望する。
今まで笑えていたことに対して傷つき、怒りが湧き、上手く笑えなくなってくる。

でも、そこで知ることを、学ぶことを、傷つくことをやめてしまったら、次の世代はもっと傷つくことだろう。
今も社会で苦しむ、女性や様々なマイノリティの痛みを見ないふりすることの加害性にも気付いてしまうだろう。

だから知ること、学ぶことをやめない。
一人で大きなアクションをとれるわけではないけど、"微力だけど無力でない"から、自分の手の届く範囲で世界を変える小さな一歩を踏み出し続ける。


ジェンダーを初めて学ぶのにオススメの本↓

上記の本を読んでの私の書評↓


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