見出し画像

サカナクション山口一郎ソロ公演 蜃気楼 小樽旅2日目。

朝である。

まだ薄暗い小樽の、朝の4時半

ようやく小樽の深い夜からホテルに戻ってきた

今日は朝の6時半から動く予定だから
5時半には起きないといけない

ご…ご…。5時半に起きないといけない⁈
…何してんだろぉねぇ〜ぇ?😂
もう4時半だよ?
1日目がかなりオーバーしてるよ?笑

とりあえずこのホテルの大浴場が
お楽しみのひとつだったし

後の事は後で考えるとして
朝風呂でも入りますかね

ホテルの人がタオル置いてあるって言ってたな
コレかな?
よし、じゃ大浴場へいこう

小樽2日目の始まりである。

大浴場に着くと まだ明けきれていない朝
誰もいない

ちゃぷーん なんつって よく体を洗い
添えつけのアメニティをみるとPOLAである

ほぅほぅ…いいもんつけてますな…と3回程洗う
つるつるつるりんこしたところで
湯船に浸かる 

誰もいないし…とりあえず一往復泳ぐ
平泳ぎである
クロールは現在四十肩なので遠慮しておいた

露天風呂の壺みたいのにも入る
元から湯船に長時間浸からないし
何やら寝たいのでささっとあがる

出されたものは一通り食べるのと同じで
用意されたものは一通り味わうのがわたし流だ

そこに5種類風呂があるのならば
5種類入るのだ

なんならサウナなんて5秒である
こちとらお酒が入っておりますから
朝方のサウナ頑張ったら死んじゃうし笑

水風呂は根性を試す為に
何故だかすごく頑張っていた自分

その後また風呂に入り
シャワーを浴びていざ、出る

タオルをロッカーから出して拭こうとすると
何故だかすごく肌触りが硬い
そして短くて背中が拭けない

持ってきて今現在熱った体を拭いているソレは
何を隠そうバスマットでした😂

なんでこうなの
なんで一筋縄じゃいかないの面白いわね
と思いながら
バスマットで静かにていねいに体を拭く
尚、背中はうまく拭けていない 短いから。

ヤクルトが置いてあって
飲んで良いらしいから2本かっぱらう
部屋に着いてグビッと一杯
ベッドの布団をめくって…

そこからもう記憶がない
起きたらぴったり8時である

窓を開けたら小樽の朝


ここからも白い家が見える



目覚ましかけてないのに‼️
よくぞ起きました‼️
朝食がまだ間に合います‼️


北海道といったら
いくらを好きなだけかけ放題のホテルがあると知り
絶対そこに泊まると決めておりました
実際魚民さんに紹介していただきました

なのに なのに不思議ですね…
カーテンを明けて朝の用意をして
着替えてお化粧もしたのに…

なまものを食べたくない… 😂

今回唯一のなまものですよ
しかま寿司も政寿司も
母ちゃん1人で食べるには子供達に申し訳なさすぎて
今回選択しなかった訳です

なのにこの朝ときたら
なまものに心ときめかないのです

それはそうですよ
2時間程しか寝てなくて
まだ もやもやっとするんだもの
だけど食堂へ行かない訳にはいかないのです
何故ならそこに食堂がありいくらがあるから…

いい絵だな🤔

降りていくとたくさんのコックたちが
目の前で調理して
好きなものをチョイス出来るぶゅっふぇすたいる


本当は…本当はここで海鮮丼を3杯は食べて
お昼までもっちゃった♡
って言いたかったのに…
小さなお茶碗にやっとこ一杯…

しかもスープカレーに至っては
食べたいのに食べたくないから
ほんの2ミリのスープにかぼちゃひとつ…
なんなん…笑

控えた割には食べてるな😂

その自らがチョイスした北海道セットを
30分以上かけて
恐る恐るお腹に優しく食べていくわたし…

もっと食べたかったなー北海道…😂
新鮮で美味しかったな

気を取り直して9時半
ようやく部屋を出る

旅行に出るとその場所の空気を深く吸って
飲み込む癖がある 小さい頃からだ
その土地の空気をどうやら腹の中に収めたいらしい

すぅーっと吸ってぐっと飲み込む

さらばいくらホテルよ
5時間の滞在になってしまったホテルよ

下りエレベーターに乗ると
絶対的に昨夜蜃気楼を終えた
ブラック着用魚民さん2名が乗っている

そのうちの1人が「良かったですねぇ」と
話しかけてくれた

「良かったですよねぇ」と返し
その女性の後ろ姿を見てふと、大好きな
サカナクションのイラストを描く方ではないかと気付く

思わず声をかける
はにかんだ笑顔 人の良さそうな瞳
とてもかわいい方だったなあ☺️
彼女の描くイラストには愛が溢れている

さて今日の予定は
子供達から頼まれたお土産の旅である

どうかこれだけはっ!!と
うちの空地くん(一郎さんにいただいた息子のあだ名)に懇願されたのは

小樽オルゴール堂の蒸気時計オルゴール

行ってあげようじゃあないの
君達を連れて来れなかったのだから
お土産くらい探しまわろうじゃないの!

しかし、このオルゴール堂がまぁまぁ遠いのよ

昨日散々歩いたわたしの足
頑張ってくれよと歩き出す

一郎さんのおかげで雨(2度目)
ワニに食われとる🐊

右方向から進んで(地図に弱い為右か左か上か下かしか選択肢がない)

かま栄
お団子屋さん
そしてオルゴール堂の道へ出て
小樽運河を歩き運河プラザへ戻り
昨日買えなかったドレッシングを手に入れ
あわよくばメリーゴーランドを近場で拝見してから
帰りたい…
といった予定のはずなのにふと、

足が急に逆方向へ向く
くるっと180度回転の巻である

昨夜出会った彼女の言葉を思い出したのだ
「行っておかないと後悔するよ」

振り返ったそこからは迷いなく歩き出す

9時50分
白い家に着く頃にはちょうど開店時間になるはず

そうだ
本当はずっと行きたかった

小樽に行けるのであれば行きたかったのだ

けれどたくさんのファンが押し寄せるだろうからと
遠慮していた

一郎さんのご両親が営むメリーゴーランド
せめて外観だけでも拝みに行ってみよう!と
坂を登り始める

急だな…

これがまたお話に聞いていた通りなかなかの急な坂だ

はぁはぁいいながら坂を登る
途中振り返り

嗚呼これが
一郎さんが見ていた景色なのだと思いを馳せる

感激でもうここから転がり落ちたい衝動

白い家に到着
なんとも可愛い外観をしている
私の前を歩いていた女性2人が中へと入っていく

夢にまで見た白い家

それを見たわたしの足も自然に階段を登ってしまい
「坂急で大変でしたね」なんて
お2人に話しかける始末だ

満を持してドアから中へ入ると…

お母さんが出てきてくださり
保さんが奥の客人とお話されているのが見える

対談時のあの声だ…
なんて優しいお顔をして笑うんだろう
お母さんがお茶を出してくださる
ベランダに出て小樽の街を眺める

白い家からの小樽の街並み

本当に来たんだなあぁ
そしてあのメリーゴーランドにいる…と
いささか感傷的になっていると
「これどうしたの?」とお母さんが話しかけて下さった

私の肩から下げたバッグを見ている
それは一郎さんを好きが為に
思わず描かずにはいられなかったイラストの
オリジナルのバッグだ

「一郎さんを描いてバッグにしたんです」
とお伝えすると
「あなた描いたの!すごいわね、そのご職業の人?
ファンの皆は本当に多彩だわ〜」
との言葉をくださった

記念に同デザインのシールをお渡しさせて貰う☺️

メリーゴーランドにいつか来れたら保さんに
我が家にまだ無い表札をお願いしようと思っていて

こんなチャンスは2度と無いと思い
思い切って保さんにお願いしてきました

鳥が大好きで
うちにコザクラインコがいますとお伝えすると
「普通のなら適当にコザクラインコでも作れますよ」と仰るのでコザクラインコでお願いしてきました🦜

(↑この台詞、保さんの声でリピートしてみてね笑)

この懐かしい雰囲気は
一体何故だろうと思ったら
うちの竹とんぼお爺ちゃんを思い出して
竹とんぼを作るが為に竹とんぼの小屋を作り
わたしは山形へ帰ると一目散に
その小屋に入り浸ったっけ

保さんの職人のゴツい手先や木工の道具を見ていると
何故だか遠い山形を思い出しながら
領収書を切る保さんの手先を重ねて見ておりました笑

保さんとお母さんと一緒にお写真をお願いし
頭を下げてメリーゴーランドを後にしました

とても素敵な工房

突然訪れてすいません
お茶までいただきありがとうございました

坂を下って下って三角市場に少し寄ろうとするも
中に人が多すぎて断念

寄ると欲しくなっちゃうし今回は我慢

ナマモノは家族と来た時に
たらふく食べさせてあげよう!と心に決めて
またひたすら歩き出す

昨夜寄った(酔った)嵐山新地でも足を止めつつ

昨夜はどーも

まずは、昨日夜中に見つけたかま栄本店へ
バーの店主がここが本店だよと教えてくれたのだ

中を見るとSTBラジオ加藤さんと山口くんで
座って揚げたてを食べていた場所そのものだ

次の転職先

中に入り店員さんに話しかける
「番組で一郎さんが食べていたかまぼこはどれですか?お2人が座っていた席はあそこですか?同じところ座って良いですか?」と畳みかけの術である

店員さんは(頭弱い子きたのに)すっごく優しい笑顔で

「このチーズかまぼこですよ。席はあちらです。どうぞお座りください」と。
優しくてかまぼこ美味しくて
小樽はやめられない止まらない
小樽に越した際の転職先はここにする。

お2人が座った席
一郎さんが食べたチーズかまぼこ

「ご馳走様でした」を告げる

さて次は
寄らなかったしかま寿司さんにはお辞儀をし笑、

しかま寿司
えがったのぅ


ヤスさんが世界一美味しいとうたったお団子屋さんへ


ほうほうほう!
これはこれはかわいいお団子がたくさん並んでいる

老舗で色々置いていると聞いていたから
和菓子職人を目指す
空地くんに買って帰ろうじゃないか!

イートインイン出来るそうなのでインインする

ふと横を見るとお店の交換ノートがある為
わたしもお団子握りしめながら記して参りました🍡♡


こういうのだいすき
団子の絵よ!


店員さんに
「世界一美味しいお団子が食べれるとの情報でやって参りました」と告げると
「ありがとうございます。どちらから?サカナクションのライブ?どちらで?大変だったみたいですね…腹立ちますね」と
皆の気持ちを一言で代弁してくれる素敵な店員さんだったので
やっぱりここでも
自家製シールをお渡ししておきました😂

いよいよ空地くんのお目当てを探しに
小樽オルゴール堂への道を聞き
またひたすら歩く 歩く…

私はこの度で通算何万歩歩いたのであろう…
雨注ぐ中小樽オルゴール堂へと着いた


立派!
素敵すぎる

空地のオルゴール
空地のオルゴール…

目的のオルゴールをやっと見つけた時は嬉しかったなー

これだけは買って帰ってあげたかったけど
2000円の値上がりを知った時には思わず空地くんに電話してしもた😂


あった!
曲目は君をのせてが良いとのこと


家族には今回ナマサカナ買わないつもりでいたので
何かずっと残るお土産を買って帰りたい
キラキラと光るアクセサリーが見える

娘っ子にはコレにしよう
最近女子女子しちゃってるからさ

娘へは きゃぴりんこな羽ネックレス

81歳のもう1人の女子女子しちゃってる女子には
北一ガラスで見つけたブローチにしよう

81歳女子へ(母)

お高い物は贈れないけれどこれが私の
小樽へ行かせてくれた3人への精一杯の感謝だ

それから小樽運河沿いを歩き
ひときわ素敵なお店を覗いたら…
そこは昨夜入れなかった北一ホールでした…😭


最高すぎる
嗚呼ゆっくりしたかった笑

薄暗い店内にアンティーク調の家具
ピアノにガラスのシャンデリア…

本当はまったり肩を並べて
美味しいビールとおつまみと
オサレなおケーキなんか食べちゃって過ごしたいのに

こちとらおひとり様
ビールがやっと飲める幸せ噛み締め
時間との真っ向勝負中である

なんせ13時台の電車に乗って
新千歳空港まで辿り着かねばならない


ここにずっと居たい
小樽ビール最高でした

小樽のビールをぐいぐいっと飲み干して
素敵な素敵な北一ホールを後にする
このスピード感男勝り!!😭



レトロな街並み
小樽運河再訪
サイン色紙新しく変わっていた!

運河プラザに再び到着
時間は13時

叫児桜のドレッシング…‼️と早足で来店の為
息を荒げながらマスターに質問するも

終わってしまったと…ぐっすん…
でもまたきっと出会えるハズ…

一郎さんとサカナクションにまたねと告げて
駅へと急ぐ急ぐ…


結構降ってるよ一郎さん?笑


ロッカーからスーツケースを取り出す
ここに来てスーツケースお土産ぱんぱん案件である

どこぞの旅行先かで見た事のある光景を
自分が繰り広げる

スーツケースの上に乗っかり全体重をかけ
閉まるようにと必死でかませにかかる

全体重をまかせられる事なんてなかなかないんだから
有効に使いたい

中国人観光客の熱い視線を感じるが
気にしちゃいられない

やっっとしまったと思ったら大量の汗が吹き出してくる

ここは小樽なのに 
雨で涼しいのに
頑張ったなぁ笑

小樽から去るのが名残惜しくて帰りたくなくて
何度も何度も振り返りながら
なんならちょびっとべそかきながら
小樽の街をあとにした…


またね小樽…🥹
ていね。


ていねを超えて再び新千歳空港へ

そして、ふと気付く

小樽できちんと美味しいもの自分の為に食べたの
お蕎麦だけ…

北海道に来てお寿司も
スープカレーも
ジンギスカンも食べていない

おでんやん‼️😂おでん2杯やん‼️


ここで籔半さんで出会った
魚民さん2人の言葉を思い出す
「新千歳空港の松尾ジンギスカンが庶民の味で甘くて美味しいしお持ち帰りも出来るかもしれない」

…寄るしかないな!と決め込んだわたしは
空港内の松尾さんを探す

肉は焼いて野菜は煮る
これが北海道の一般な食べ方のようだ

鹿の独特の香りと甘めのタレが絡まって
大変美味しゅうございました!

松尾さんお願いっ
甘たれで美味しい


空地くんとのその時のLINE


所謂お土産!ってものも買ったけど

街の人が食べる昔ながらのお菓子や食物の方が
そそられるから
かま栄のかまぼこと
花園のお団子と
松尾のジンギスカンお土産に買えてよかったなーーー!


この通路いつもドキドキMAX
りんごじゅーす


そして帰りの空港でも検査でお見事ブザーを鳴らし
飛行機内では爆睡決め込み
東京へと戻ってまいりました

関東はやっぱり関東の空気のぴりり感がある

はるばる最寄駅へ着くと
駅に迎えに来てくれた子供達

重いスーツケースを引っ張り
お土産を楽しみに歩き出す

夜はお土産をいっぱい食べて
お腹が満たされて

皆で一緒にいつものように眠りました


ガラガラするの子供達で奪い合いになるの面白い
蒸気時計オルゴールとマグネット
花園だんご!
かま栄のかまぼこ!


母へのブローチ
娘っ子へのネックレス
空地くんへのオルゴール
ボキチさんへは蜃気楼グッズ

初めての小樽の1人旅は
様々な人との出逢い
小樽の人々の優しさに触れて
色濃く豊かで忘れられない旅となりました

一郎さん
あなたの生々しい音楽で
私をここまで連れてきてくれてありがとう

皆もそうだと思うけれど
サカナクションに出逢って私のしょっぱい人生が
より豊かになりました

たまたま同じ時代に生きている奇跡
好きな音楽と共に生きれるって素晴らしいね

最後に蜃気楼の話を少し。
(何も詳細見たくない方飛ばしてください)


ーーー
サニーさんのインスタにあったように
赤いシートの座席に
上からはシャンデリアがかかっている

スモークが焚かれとても幻想的だ

舞台上もとてもシンプル
だけれども何やら、、、🫣
(ご想像にお任せします)


一郎さんが舞台上に出てくる時を見守るかのように
優しく舞台袖を見つめる浦本さんの目が忘れられないな

舞台に上がった一郎さんを
会場の拍手が埋め尽くす…

一郎さんの緊張が客席にも伝わり
皆息を呑んで手を強く握り
その一声一声に耳を傾けていたのがわかる

この瞬間をここにいる誰もが
そして会場に来れなかった皆も待っていた

こんなに感情が押し寄せるライブは
後にも先にも2度と無いだろう


一郎さんの今現在そのまま
「生」の
魂そのものが言葉と旋律に乗った美しく力強い歌声と

映像
ライティング
それは市民会館で行われるレベルではなく
壁が剥がれ落ちる程の衝動

今までの一郎さんをずっと追ってきた私達

辛かったろうに
一郎さんはその気持ちに応えるかのように
少しずつまた私達の前に姿を現し
配信をしては人と再び繋がり

決して諦めず
その手を離さなかった

そしてサカナクションで復活する前に
1人の姿で決意した通りのステージに立った…

ラストはスタンディングオベーション
顔を上げた一郎さんは少しびっくりした様子で
はにかんだ笑顔を浮かべ
誰よりも深く、深くお辞儀をされました


この先もずっと
何度でも何度でも応援しています

来年春、サカナクションが復活出来るように
サカナクションとして5人でまた
舞台に立つ一郎さんも見れるように

時々はまた、お部屋でおどけて配信してくれる
一郎さんも見れるように
ずっとサカナクションを聴きながら願っています

人生のお楽しみと喜びを、ありがとう
心から、感謝を。


蜃気楼もスタートしたばかり
思いっきりやっちゃってください🙌
ONSTAGE CREWと共に
前を向けば私達もそこからエールを送っていますーー

2部に渡る長文お読みくださりありがとうございました

Twitterで長く書いているけどこの度
後々振り返ってはまた
小樽に触れたいとnoteを始めてみました

書いていて楽しかったー‼️🙌✨

少しでも魚民の皆が
小樽の街を歩いているように感じれますように

ご静覧いただきありがとうございました!


また
ほつらほつらと気まぐれにお会いしましょうここで。


追記。

大事な事忘れてた

洗濯物を袋から取り出して
洗濯機に入れようとして気付きました

バスマット
一緒に持って帰ってきちまった😂

おしまい。

蜃気楼、小樽
小樽の小樽市民会館付近に咲いていた一輪の蓮華
私のスマホがやばカッコ良くなって笑ろた


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?