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アニメ おにいさまへ 感想文 宝塚的なカッコ良さは理解出来ない私から見たら、こんな感じ

前から気になっていた、ベルサイユのばらを描いた池田理代子先生の作品、お兄様へ、ティックトックで切り取りアニメが流れてきたので、チラッと見て、1周回って笑えそうになったので、一塊見ておかないといけないかなぁと思ってYouTubeで探したら動画があったので見ました。また全部見ていません。

以下感想です。登場人物の名前を憶えてないので適当に書いてて、見てない人にはわかりづらい記事となっていますがご了承ください。
今見るとなんか変な世界観ああいう高校生はいないぞとしかいえなくて一周回ってグロテスクな感じがしましたけど、人を引き込む力はどこに潜んでいるのか面白いと思いました。

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お金持ちの子供たちが通う女子校物語みたいなのは、いくつか読んだことがあるのですが、特別なメンバーが集う的なネタよく見かけますが、ネタ元はここら辺が最初なんでしょうか?もともとあるのを踏襲しているのでしょうかね。

女子校って、こんな素敵な世界なのみたいな感想コメントを見かけたので、まじそんなの思う人いるんやなぁって思ってびっくりしました。

世の中にはそんな素敵な世界があるんですかね。私もずいぶん前に高校生だったこともありましたけど、確かになんかちょっとかっこいいスラットした先輩とか、それをかっこいいとか言って騒いでる人もいましたけど、正直、みんな女やろうがいと思っていました。

私は当時からチビだったので、私より背の高女子はいっぱいいましたけど、身長と年齢、精神年齢が比例すると言うこともあまりなく。

顔がいかついノーメイク宝塚な同級生は勝手に惚れられたり、喧嘩売られたりしていましたが、本人曰く、気が小さくて胃が弱いということだったので、かわいそうすぎて、この人は私が守ったる!と思ったものでした。

私はチビでしたが、喧嘩が大好きだったので、何かあったら任せておけと思っていたものでした。今は平和主義者ですから、喧嘩は嫌ですよ。

漫画の中に、いじわるな女の子にあおられてキレた女の子がカッターを振り回すシーンがあるのですが、あれNHKエンタープライズでアニメ作ってたんですかね。今だったらすごい問題シーンだと思うんですが。私が小学生の頃の漫画の高校生って結構スゲースケバンとかふつーにいたけど、だんだん暴力性って学校から追放されてるよね。考えてみたらさー。実際武器振り回していた子ってどのくらいいたんだろうか。

まぁちなみに私もカッターとかは常に持ち歩いていて、鉛筆を削っていましたが、昔電車の扉に着ていた服の紐が挟まって、死にかけたことがあるので、今も刃物は持っています。

刃物で人を攻撃するのは申し開きができないので、せめて攻撃は相手が刃物攻撃してきてから。理不尽なことを言われた時は完璧に論破するか、ニコニコ笑いながら相手の暴言を録音する。今なら動画に収める。それができなければ、耳が遠いふりをして無視しながら、さっさと場の責任者を呼びに行くのが良いと思いますね。相手の言うことを箇条書きにし、あなたが言った事はこれでよかったんですかと突きつけるのも良いかと思います。とにかく証拠を残しておくと言うことです。

お父さんの浮気が原因で、家族が壊れていったお嬢さんの話はやるせない感じでしたね。お父さんが戻ってきたのはちょっと良かったなと思ったんですけど、お父さんが綺麗事並べ立てているの聞いていると、お前が原因やろがい。としか思えませんでした。昔はこういう物語の父親って言うのはありだったわけなんですね。なんか洗脳から溶けたかのような目で見ている自分がいるのは、私も大人になったのでしょう。

ちなみに私は結婚と言うのは、愛情でつながっているものではないと常々母に言い聞かせられていたので、父親が浮気して出て行ってもあーそうですかとしか思えない感じですね。金だけよこせって感じです。出て行ってないですけどね。

あのお嬢さんのお母さんは父親にやりたい放題されてる情けない母親ですが、やっぱり母親が情けないっていうのは子供にとって辛いんだろうなぁとなんとなく思いました。私の母は恐ろしい位力強い人間だったので、あの情けなさを味わうことなく生きて来れて良かったなと思います。

作品では、主人公の友達が切り付けた悪役のお嬢さんは軽い怪我と言うことになってますが、腕の神経ざっくり切れたら障害も残りかねませんので、絶対真似をしてはいけないと思いました。

ちなみに、私が高校の時は暴力的な喧嘩をしている人もいたようなんですけど、私個人が暴力を振るわれたのは先生に喋っていて、後からどつかれた位ですね。実にうれしそうに来ついて去っていきました。今もおじゃまんが、山田くんに出てくる。お邪魔犬にそっくりなその笑顔が忘れられません。

喧嘩の話ばっかりになりましたが

漫画の中でかっこいい女子が出てくるのですが、あんないかつい女の子はさすがにないし、あんないかつくて声が幼い子はさらにいないと思います。あんな説得力のない幼稚な声で、おねえさまとか言って慕われるとかありえない話だと思うんですよね。

ちなみに、私、女性ホルモンを打って女になりましたが声が男のままですとか言ってるふざけた男の声と大体似たような音域で喋っていますが、正真正銘の身体女性です。

あと、がさつな体の使い方をしている子は今時の娘さんでも電車に乗っててよくいるのですが見ていて腹が立つ。特に背が高くて、かさばる人はしっかりと足を閉じて電車に乗ってほしいと常日頃から考えています。


以上、あまりにも、リアリティーのないこの漫画ですが、高校生って大人ぶったことを言ってるけれども、まったくのお子様だと言う矛盾しているようなところだけは妙にリアリティーがあるなと思いました。

自分が学生だった頃のことを鑑みてもなんかそんなことがあったなぁと思います。友達もみんなでかくなって大人びてたのに時々思い出したように幼稚なのはなんや。これはと思ってたんですけど、あれはまだ子供だったと言うわけですね。

自分が大人になる手前、理想と現実が押し寄せる時期、ちょっと精神的に壊れて自死してしまう人のストーリーとか、結婚して子供が出来て幸せみたいなストーリーを入れ込むってなんだか怖い気もしますけど、精神的に壊れてしまいやすいって言うのはあの時期はありうるので・・まぁそういった設定を入れ込むのはやむなしだったのですかね。

ところで、乳がんって高校生でなるものなんですか?ガン年齢と言えば本来であれば圧倒的に高齢者で、乳がんは若年性と言われていますけれど、高校生で乳がんを患う可能性って相当低いようですが可能性として0ではないようです。

原発が爆発して爆発しなくても通常可動で放射能がまき散らかされてる世の中では、若い人ですらあらゆるガンが出てくることはあるでしょうけどね。

マンガというのは昔は子供が読むものでしたが、今となっては大人も読むので・・フィクションの設定の裏を取るのもなかなか難しい時代となったよなということも考えました。


おわり。

※この記事は後で書き直す可能性があります。




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