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大企業を脱サラして変わった、3つの意識

3つとは、こちら。

・お金
・健康
・メンタル

フリーランスにとって、お金は本当に「生命線」。会社員のように、毎月自動的にドーンと給料が入ってくるわけじゃないから、いかに手残りを増やすか、を血眼になって考えてきた。その一環として、FP2級も取得。

たとえば、僕のスマホ代は「880円/月」。おそらく大企業で、少しばかりお金を持っている"感覚”に陥っていた頃だったら、「4000~5000円」くらいでフィニッシュしていたと思う。

昔の自分では考えられなかったけど、家計簿もつけ、お金の管理シートも毎月作りつつ、全部の支出を「見える化」。大企業勤めのときは「財布に穴が空いてんじゃね……」というくらい、なぜか貧乏だったから、その差は歴然。「にんげん、追い込まれたほうが頑張る」と言うけど、まさにその通りだなと。背水の陣、恐るべし。

健康面で大きいのは、運動習慣がついたこと。フリーランスは動けなくなったらそこで試合終了、なので、体のメンテナンスに特に気を配るように。

ちなみに、これは運動部あるあるかもだけど、僕自身、学生時代にテニスをバリバリやっていたので、社会人になってからもその時の「貯金」を頼りにしてて(笑)。「筋肉もまだついてるし、学生時代にめちゃくちゃ動いたから体力もまだあるだろう」っていう理論を頭の中で展開し、どうにかこうにか、運動をしない言い訳をつくってきた。

もちろん、太りまくっていたし、心と体はつながっているから、心の健康もあわせて害されていたように思う。

一方で今は、オンランフィットネス(ルネサンス)でボクササイズしたり、HIIT(fitness mate)で息が上がるくらいまで追い込んだり。さらにはヨガ(SOELU)にはまり出したのも、フリーランスになってから。「男がヨガ?」なんて声は無視しつつ、ストレッチや瞑想で体をリラックスさせる、あの時間がなんとも言えず、心地よくて……。

結果、体重はピーク時の8kg減。さらに良かったのは、「運動をしないと、なんかムズムズする」といった感覚が押し寄せてくること。歯磨きと一緒で、日々のルーティンとして習慣化されたのは、大きい。

最後に、メンタルについても少し。

結論から言うと、今はすこぶる良好。適応障害を患っていたときのような「真っ暗闇のなかを彷徨いまくる」といった状況もなく、今までいちばん穏やかに過ごせている。

理由としては、そもそも「会社」という組織を離れたことが大きいけど、不安要素を一つひとつ潰していっていることが、自分にとっては何よりも大事なことかなと。

「お金がなくなったら……」という不安を解消するために、お金の勉強をしたり、「働けなくなったら……」という状況に備えて就業不能保険に加入したり。フリーランスは自分の体が頼りなので、運動習慣をつくってみたり。

不安なのは、知識がないだけ。

この単純な事実に気付かず、会社員時代は、なんかモヤモヤしていた。「俺って安定しているよな?」「この道を進めば問題ないよな?」と、自分で自分を説得させる毎日。霧の中を手探りで進んでいたから、急に現れる「不安モンスター」に怯え、プルプル震えていただけだった。

でも今は、「知識」という名の武器が、そのモンスターと戦うだけの力をくれた。そして、「頼りになるのは自分だけ」。そう考えたことで、自分のことを今まで以上に大切にすることができた。

「今日一日、頑張ってくれた自分の体に感謝しましょう」

ヨガのレッスン終わりに、インストラクターの方が投げかけてくれる、この言葉。「自分に感謝する」って、少し気恥ずかしいけど、でも大切なんだよなってことが分かってきたのは、成長の証かもしれない。

大企業を辞めて感じたことは、↓の中でさらに具体的に書いてます。
【一部上場2社経験】「大企業を辞めてよかった」と感じる3つのこと【後悔も】





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