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子どもも私も一緒だなぁ、と思ったこと

こんにちは!さかもとです。

今日は子育てについての本を読んでみました。
モンテッソーリ教育✗ハーバード式 子どもの才能の伸ばし方」という本です。

モンテッソーリ教育についての本は何冊か読んだことがあるのですが、この本は26年間幼稚園・保育園で働かれてきた方が書かれているということもあり、噛み砕いた言葉で実践的なことが多めに書かれている印象でした。日常の子育てにもいくつか具体的に活かせることがあったので、今の私にはぴったりな本だったと思います!
(サクッと短時間で読めるので、特に幼いお子さんがいる親御さんにはオススメしたい一冊です!私は図書館で借りて読みました。)

その中でも印象に残ったと言いますか、「あー、私も一緒だな笑」と思った箇所があります。それはティッシュを引き出すという、一見イタズラをしている子どもについて書かれている部分です。

 ティッシュを引き出すという行為を通じて、本能的に「引っ張り出す」という能力を伸ばしたいと思っているだけ。子どもの発達のために必要なことなのです。
 その子を止めずに好きにさせていると、ある時点で満足した顔をして、ティッシュペーパーを引っ張り出すことをやめます。そして、二度とそのような行為をしないようになることが多いのです。
 というのも、子どもはその行為をやりきり、満足したからです。引っ張り出すという能力を思う存分に使うことができた子どもは、また別の能力を使うことに関心が向きます。
 一方、ティッシュペーパーを引き出す行為を毎回、親に止められてしまう子どもは、不完全燃焼なので、何度も同じ"イタズラ"をしようとします。そのたびに、親は「何度いえばわかるの!」とさらにイライラし、悪循環に陥っていきます。
 そんなふうに育てられると、大きくなってからも大人との関係性が悪く、精神的にも不安定な子どもになってしまいます。

(本書「イタズラは成長のサイン」より引用)

(ティッシュを出すという行為をやめたのは、)「子どもはその行為をやりきり、満足したからです。引っ張り出すという能力を思う存分に使うことができた子どもは、また別の能力を使うことに関心が向きます。」

ここの箇所を読んでとてもしっくりきたのでした。

というのも過去の自分の人生をふり返って、やりたかったけどやれず(もしくはやらず)に我慢していたことって、結局どこかの時点でまたやりたくなって、実際やってみて始めて次のステップにいけるんだなと実感することが多かったからです。

中学で吹奏楽部に入るか迷って結局水泳部に入ったけれど、大学ではどうしても楽器がやりたくて初心者からクラリネットを始めてみたり、
海外にずっと行ってみたかったけれど親に反対されていて行けず、でも結局大学4念で親の反対を押し切っていきなりネパールに行ってしまったり。

結局、やりたいことはやってみる、もしくはやらせてあげることが大事なんじゃないかなと思いました。(抑圧されたものは、いつか何らかの反発を生むと思いますし、その反発がポジティブな言動として表れればよいですが、時にネガティブな言動として表れてしまうと、あまり良くないんじゃないかなと思うからです)

難易度は高いかもしれないけれど、なるべく子どもを抑圧せず、おおらかに見守っていてあげられる母親でありたいなあと考えさせられた、今日の一冊でした。

それでは、また!

#育児 #子育て #イタズラ #新米母 #日記 #今日もnote書けた

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