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7〜12歳子育てで大切なこと


こんにちは!さかもとさとみです。

前回は、0-7歳の発達において大切なことについて書きました。


今日はその続きです。

◆学童期:7-12歳


エリクソンによると、学童期である7-12歳においては「勤勉性」を獲得していく時期であるとされています。

----以下、佐々木正美先生の記述より引用---

勤勉というのはどういうことなのか。エリクソンは、社会的に期待される活動を自発的に、習慣的に営むことだと考えています。

仲間と道具や知識や体験の社会を共有し合うということは、

くだいて言えば友達から何かを学ぶこと、友達に何かを教えることだというのです。

こういう経験をどれくらい豊かにするかと言うことが、子どもの勤勉さを育む上で決定的に重要な要件であるのです。


この時期の発達や成熟課題を十分に消化していくために不可欠の要件というのは、

友達からものを学ぶことでり、友達に自分のものを分かち与えることなのです。

能力の高い友人とか、クラスメートに出会った時に、その友人を尊敬できるか、その友人に共感できるかということです。

--------------------(引用おわり。)

◆感想

記載あって驚いたのは、

不登校に限らず精神保健の悪くなってしまった子どもたちは、大人からしかものを学んでいないところが顕著だというのです。

大人から学ぶことが無意味といいたいのではなく、
友達と関わる中で得られることがいかに大きいかをすごく表していると感じました。

ちなみに、友達と教え学び合うことが少ないと、優越感や劣等感を強く感じながら生きていくことにも繋がるそうで、

個人的にはそれを知って

小学生時代に、優劣ではない、他者との【違い】をいかに認識し認められるかがとても大事なのかなと感じました。

お互いの違いを認め受け入れながら、相互依存的な生き方をどれくらいできるか。

それが、“社会的に期待される活動を自発的に、習慣的に営む” うえでとても大事なのかもしれないですね!


お読みいただき、ありがとうございました♪

それでは、また!



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