『3年間不登校だった娘と、自分が好きじゃなかった私が、前へ一歩踏み出すまで』④
🍀現在小学6年生の娘が、3年間の不登校生活から、この春、自分の意志で転校し、学校というフィールドへ踏み出し、同時に中学生の姉と2人で四国八十八ヶ所歩き遍路巡りの旅へ挑戦することに🚶🚶
そんな娘と母である私と家族のストーリーの記録です。🍀
4、娘の好きなことって?
「もう悲劇のヒロインでいることをやめよう。」
そう決めた私。
まず最初にしたことは、一番苦痛だった、朝の学校への休みの連絡をやめることでした。
担任の先生に事情を話し、毎朝の連絡はしないこと、登校するときにはこちらから連絡するので、それまでそっとしておいてほしいことなど、丁寧に説明してお願いしました。
電話を切ったあとの気持ちの清々しかったこと!(笑)
私にとって、毎日の電話連絡がいかに苦痛だったかに気づく私。
さて、次はどうしよう?
そういえば、カウンセラーさんから
「娘さんの好きなことはなんですか?」と聞かれ、答えられなかった私😥
リビングのソファに座って一日過ごしている娘の隣に座り、
じっと観察してみることに🧐
すると、なんと、娘は家にあったダンボールや厚紙を器用に使って、ミニチュア家具をつくっていました。
私は娘の手先の器用さ、
クリエイティブさに気づいてびっくり😳❗
え!?うちの娘って、こんなことできたの??😳
と驚くことの連続で。
いかに私が、娘の「不登校」ということに気を取られ、目の前の「ありのままの娘」の姿を見ていなかったか。
朝から晩まで、1日中黙々とミニチュア家具やリカちゃん人形の服を作り続ける娘。
その作品一つ一つがとても精巧で、
手先の不器用な私には到底作れない細やかさで。
私はこれまで、この子の何を見ていたんだろう、という軽いショックを覚えつつ、
「この子の"好き"にとことん付き合おう!」と決めた私😌
それが、私が暗闇の中に見つけた、光に向かうための階段の第一歩だったのです😌🍀
(⑤へ続く)
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?